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岡山市の税理士通信

経営者は2つの時間を生きなければいけない

今・将来

keiei経営者は、二つの時間を生きなければいけないといいます。
今と将来です。有名な経営学者のドラッカーという人の言葉です。

「将来」どうなるのかを考えて、その準備のために
「今」何をすればいいのかを決めて実行するという意味です。

それはそうだろうと思うのですが、なかなか簡単ではありません。
できない理由はいっぱいあります。まず、なんといっても「今」が忙しい。
そして、「将来になればなんとかなる」と思ってしまいます。
さらに、将来のことなどわからない、という意識もあります。

では、将来のことは、考えなくていいのでしょうか?

将来といっても、まったくわからないこともあれば、
はっきりわかることもあります。
まったくわからないことは、考えても仕方がないかもしれません。

しかし、はっきりわかることについては、なんとか考えていたいものです。

はっきりわかることの一つは、現在のお客様が、
10年後にすべてお客様であるということは、ほとんどない。

既存のお客様は減っていくということです。
将来のことを考えて、今しなければならないことの一つは、
お客様の新規開拓です。

しかし、「今」の時間のほとんどを使っているのは、
「今」のお客様への対応です。
ここを何とかしなければいけません。
方法の一つは、「将来」のことをする
「新規顧客獲得」に関して考える時間を決めることだと思います。

毎週日曜日朝4時間をそれに充てる、
あるいは、毎朝の最初の1時間をそれに充てる、などです。

ぜひ、ご一考ください。

景気

keiki以前にもご紹介したことがありますが、岡山県の景気については、
日銀岡山支店がネット上で公開しています。
「岡山 景気 日銀」で検索すると
「岡山県金融経済月報|日本銀行岡山支店」というのが出てきます。
そこをクリックしていくと「経済月報」が出てきます。
7月1日のものから主要な動きを見ていきます。

1.個人消費は、底堅く推移している
5 月の販売動向をみると、
・百貨店・スーパー売上は、持ち直している
・乗用車販売は、基調的には持ち直している
・家電販売は、底堅く推移している
・旅行取扱高は、前年を下回った
・主要観光地への入り込みは、前年を上回った。
2.県内企業の設備投資は、持ち直している
・設備投資計画をみると、製造業は増加計画、非製造業では減少計画
・着工建築物床面積(非居住用)は、前年を下回った。
3.住宅投資は、下げ止まり、持ち直しの動き
5 月住宅着工戸数は、持家系、貸家系ともに前年を上回った。
4.公共投資は、横ばい圏内で推移している
発注の動きを示す県内公共工事保証請負額をみると、全体では前年を下回った。
5.雇用・所得環境は、着実に改善している。
労働需給面をみると、有効求人倍率は、高水準で推移している。

以上、ごく一部をご紹介しました。
皆様は景気をどのように感じていらっしゃいますか?
最後の雇用環境は、最近求人されている方は、実感されていることと思います。

『渋谷で教える起業先生』

黒石健太郎著 毎日新聞出版 880円+税 203頁

―この本は、「『将来、起業しよう』と思いつつも、
なかなか踏み出せずに数年が経てしまった。
『来年こそは…』と考えている方」が、本当に一歩踏み出すための本である。―

これは、本書のはじめに載っている文章です。
じゃあ、自分は関係ないと思われた方がほとんどだと思いますが、
ここで紹介するのは『起業しよう』を『新しい顧客を獲得しよう』
『新しい商品を作ろう』あるいは『何か新しいことを始めよう』
に置き換えて考えてほしいと思ったからです。

以下「起業家」を「新しいこと」などに読み替えて読んでみてください。

★起業家への道を閉ざす三つの落とし穴

1.必ず大成功しなければならない
こう思ってしまうとビジネスアイデアが一生見つからず、起業の一歩を踏み出せない。大成功するアイデアなどなかなか思いつかないからだ。

2.イノベーションを起こさなければならない
ものすごい技術革新を考えると、そもそもそんなものはなかなか無いので、起業できない。

3.売上規模数億円を実現しなければならない
最初は小さくていいのだ。

★踏み出すための三つのステップ

1.ラーメン代を稼ぐ
ラーメン代とは起業した時に最低限生活を送ることができる程度の生活費のことである。
とにかく稼ぐ。金額は大きくなくてもいいということだ。
始めることによって経験が蓄積する。

2.志を整理する
起業は想像以上にうまくいかない。
そこで大切なことは、なぜそれをするのかという志だ。

3.小さく始めてみる
実際にサービスを始めてお客様と触れ合ってみる。

★ビジネス立ち上げのステップ(抜粋)
1.ゴールを決める

どんな制約条件(時間、お金)で、どれくらいの期間で
いくら稼ぐことができれば成功と呼べるのかを確定させること。

・時間的な制約条件:1日何時間使えるのか?
⇒例えば、1日2時間とする

・お金の制約条件:失敗してもよい金額はいくらか?
⇒例えば、3万円とする

・成功の条件:いくら稼ぐか?
⇒例えば、1か月で20万円とする

2.事業領域を決める

「ゴールを決める」で決めた制約条件と成功の条件から事業領域を絞っていく。
①1人×利益20万円、②10人×利益2万円、③100人×利益2千円、④1000人×利益100円などだ。時間的な制約から④はむずかしい。①は、一人キャンセルで収入ゼロだからリスクが高い。だから、②か③が取りうる選択肢だ。そこからビジネスアイデアをたくさん出していく。

3.3C分析で戦略の方向性を明確に

顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つのCを分析し、戦略の方向性を導き出す。顧客が求めているけれども、競合が提供できていないものを、自社が提供すれば成功確率があがる。

4.バリューチェーンで業務分解し、行動計画に落とす

事業の成果は「戦略の優位性」×「実行の確実性」で決まる。多くの場合、戦略は考え抜くが、実行が徹底されないために成果につながらない。そのため、「業務をもれなく洗い出し」「実行計画を精緻に設計しきる」ことが大事なのだ。業務の洗い出しは、バリューチェーンと呼ばれる業務の流れに沿って分解していくとよい。

生産性、労働効率

生産性、労働効率

人口減ネット上の記事「見えてきた、ワークスタイル変革を成功させるデバイスの必要条件」から概要をお伝えします。

日本の総人口は2008年から減少しています。15~64歳の人口は2012年を基準とすると2020年には約9%、2030年には約15.5%、実におよそ124万人も減ってしまう。

すでに現在は深刻な人手不足です。働き方を変え、生産性を大きく引き上げる「ワークスタイル変革」が必要です。

日本の生産性は、OECD加盟国34ヵ国で第21位(2014年)と先進国の中でずば抜けて低く、また主要先進国7か国中では最下位です。日本の生産性、つまり就業者一人当たり付加価値は768万円です。日本より生産性の高い国には、第19位ギリシア、第15位スペイン、第10位イタリアなどがあります。この点から考えると伸びしろは大きいのです。

では、どうすればよいのでしょうか?

例えば不動産業では従来、賃貸物件は、車で現地を回っていましたが、これはかなり効率が悪い。それが最近ではWebで物件を見たり、バーチャルリアリティで部屋を覗いたりして、最後に迷っている物件だけを実際に内覧することで効率が大きく向上しました。

また製薬業の営業では、病院への訪問頻度よりも、新しい医薬情報をどれだけ伝えられるかが重要視されるようになり、医師とネット上でカンファレンスを開くような、臨場感のある情報をスピーディに伝えるやり方に変わってきています。(PRESIDENT Onlinehttp://president.jp/articles/-/18249?page=2

さて、自社でも生産性向上ができるはずです。どうすればよいかを考えましょう。

老けない食習慣

食習慣老化するのは社会だけではありません。私たちも毎年1つずつ歳を取ります。

まず糖類の取りすぎに注意しましょう。メタボや肥満に直結するだけでなく、老化をも促進させます。特に、血糖値の急激な上昇は、

・細胞膜にダメージを与え老化を促進させる

・老化促進物質AGEを生み出す

・反応性低血糖や糖尿予備軍を激増させる

そこで次の対策が有効です。

[1]まず野菜から。白米は控えめに

野菜を先に食べると、糖や脂肪の吸収が抑えられ、お腹が少し膨らむので、ご飯は最後に軽めにしても満足感を得られます。発芽玄米を混ぜたご飯、あるいは玄米がベターです。

[2]昼食は午後1時から2時の間に

インシュリンが出にくく、糖が体に取り込まれにくい。外食する場合は、できるだけ野菜が入った定食類を選ぶ。

[3]理想の夕食は「旅館の朝ごはん」

サケや青背の魚、海藻類、卵、味噌汁や納豆、漬け物など、睡眠中の体の回復を助ける栄養素を含む食品を選んでとる。朝食や昼食に比べ、ボリュームはやや控えめに。

[4]1週間単位でバランスを調整する

過度の節制は挫折のもと。焼き肉食べ放題ならサラダ類もしっかりとる、食べすぎた翌日は節制する、など、1週間でバランスを取るよう工夫する。(『締めにラーメン』はもうおしまい!今日から始めたい、老けない食習慣」PRESIDENT Onlinehttp://president.jp/articles/-/16416、「第4回 急激な血糖値上昇と老化の関係」本物研究所https://www.honmono-ken.com/news/feature/608/

『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』


茂木健一郎著 Gakken 1,300円+税 190頁

著者は有名な脳学者でこの本も15万部突破の大ベストセラーになっています。面白いところをかいつまんでお伝えします。

『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』には、3つのポイントがある

・「すぐやらない」人は、脳に“抑制”が働いている

・あまり深く考えないことを習慣化する

・リスクを恐れず、脳の成長機会と考えて「すぐやる」

★脳の抑制を外す:脱抑制

人間の脳には「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」が共存している。抑制というのは「実行に移す前に、まずは慎重に検討」とか「これが重要なことは理解できるが、常識で考えた場合」などというもの。「すぐやる脳」の活性化は、この抑制を外せるかどうかにかかっている。脳の抑制を外すことを脱抑制と言う。

★深く考えない

脳の抑制は、無意識化で起こっている。そこで、大事なのが、あまり深く考えないことを習慣化することだ。そのためには「自分が何か特別なことをやっていると思わない」という脱抑制が重要。特別なことをやっていると意識することで、脳が身構えてしまう。

身構えてしまうと、脳の前頭葉にある努力するための回路が働き、頑張ってしまう。この回路はことのほか脳のエネルギーを消耗させるため長続きしない。だから、頑張る行為を意識せずに行えるよう、つまり頑張らないで行えるよう習慣化することが大事だ。

★やらないことを決める

一番大事なことは何かを考え、目的達成に不要な要素は省く。

★すぐやる脳をつくる3つの法則
①瞬間トップスピードを習慣化する

何かをしようと思ったら、ぱっとその瞬間にやる。それを習慣化する。

②雑談の時間をつくる

特定の目的を持たない、創造性に富んだ自由なコミュニケーションであり、脳のマッサージになる

③ベストエフォート方式

何かを始めて3日目までは続いたのに、何らかの理由で4日目にできなかったときに、「ああ、やっぱり私にはできなかった」とやめてしまうことがある。こういうときは、あきらめないで5日目から再開すればよい。あきらめてしまうより、途中からでもやったほうがいいというのが、ベストエフォート(最善努力)方式だ。

★締め切りを作る

クリエイティブな作業のすべてに求められることは、締め切りを作ることだ。また、プロとアマの差が締め切りがあるかどうかだ。モーツアルトもバッハも締め切りの連続だった。締め切りがあるというのは、脳があれこれ必死に考えることができる絶好のチャンスだ。締め切りを意識して、脳にプレッシャーをかける。すると何かがひらめいたり、新しい解決策が出てきたりする。

★セレンディピティの3つの条件

セレンディピティとは偶然のラッキーなめぐりあわせのこと。これを引き寄せるには、

・行動

とにかく世間といろいろ交流する

・気づき

小さな変化を見逃さない

・受容

現実を率直に受け入れる

この行動、気づき、受容のサイクルをひたすら継続していく。

 

人口減

潰れそうで潰れない店

フランダース

nakasibetu北海道中標津町にフランダースという洋菓子屋さんがあります。中標津町というとご存じない方が大半だと思いますが、釧路から北東に90キロ、網走から南東に100キロ離れた人口2万4千人の町です。昭和55年には、高倉健さん、倍賞千恵子さん、渥美清さん主演「遙かなる山の呼び声」のロケ地になったところです。つまり大変な田舎です。

ここに、フランダースというケーキ屋さんがあります。従業員17人の会社で地場乳製品を使った洋菓子を作っています。

このお店が5月18日の日本経済新聞の第1面に記事として掲載されていました。国際的に評価の高いデザイン事務所nendo(ネンド、東京・港区)と提携してもう一段の成長を目指しているという内容です。

ネンドは、インターネット販売や海外展開の方法を提案、必要な資金もネットを介して募っています。

地域応援ファンド

フランダースがなぜネンドと提携するようになったのか。それは、地域応援ファンドを通じてだそうです。どのような地域応援ファンドなのか、その内容については、残念ながら記事には書かれていませんが、おそらく中小企業基盤整備機構(中小機構)の主催するものでしょう。

北海道では、北海道中小企業総合支援センターの運営する北海道中小企業応援ファンド、岡山では、 岡山県産業振興財団が管理するきらめき岡山創成ファンドがそれに該当し、全国各地にあります。またよろず支援拠点というものもあります。何かを始めるときこういったものの助けを借りることができます。ご検討ください。

 

潰れそうで潰れない店

のれん「潰れそうなあの店が潰れない秘密」、日経ビジネス5月2日号の記事の題名です。思わずひかれるものがありますので、中身を要約してお伝えします。

潰れそうで潰れない秘密のひとつは、極めて限られた顧客に、高利益率の商品・サービスを提供していることだ。高利益率は、競合相手が極端に少ないことと低原価によって生まれる。

辻野帽子

たとえば、川崎駅前にある辻野帽子。平均客単価3万円、年間来客数のべ1,000人。この店と同レベルのサービス、品ぞろえを提供できる店は、関東で3店しかない。また、ここでしか受けられないサービスがある。帽子のサイズ調整、かぶり方指導だ。本気でフィッティングサービスを提供するには、見立てる技術に加え、大量の在庫が必要になる。倉庫には膨大な在庫がある。

馬場寝具店

さいたま市にある馬場寝具店も潰れそうで潰れない。年商2千万円、収入の柱は布団の「打ち直し」と「洗い」。コストは洗剤代とクエン酸代、水代、綿代程度。つまり低コストだ。500人の固定客は10~15年に1度という低頻度ながら、布団を確実に買い替える。いずれも平均単価20~40万円の高級布団のため、こちらの利益も大きい。馬場寝具店では、「家族構成はもちろん、一人ひとりが好む枕の硬さや高さ、素材まで把握している」

「ぼたんや」洋裁店

福岡県久留米市、シャッターを下ろす店が目立つベルモール商店街に「ぼたんや」という洋裁店がある。専業でやっているのは久留米でここだけという希少性がある。主要顧客のひとつが洋裁教室の生徒たちだ。82歳の加藤幸恵社長は、地域の洋裁教室を回り、穴かがりなどの作業を請け負う。

『【儲け】のアイデア発想術』

岩波貴士著 ぱる出版 1,400円+税 190頁

著者は、経営コンサルタントで、2005年1月よりメールマガジン『儲けの裏知恵365』を配信し好評を博しています。本書では売上を増やし、利益を上げるためのさまざまなアイデアが紹介されています。また、40冊以上の本が推薦されています。それらの本の中から興味を引くものを選んで読んでみるのも良いかもしれません。さらに、本書の末尾に「チェックリスト発想法」というものが紹介されていて、発想したいときに使えそうです。

では、本書に記載されているアイデアのうちいくつかをご紹介します。

・安く仕入れて高く売る

「タダ同然のもの」や「廃棄されているもの」「使い道が発見されていないもの」に対し、加工法や用途を発見しビジネスにできないかと考える。にがり、葉っぱなど。

・オリジナル商品をもつ

小さな会社でも簡単にできる。製造代行業者を探し作ってもらう。探すのは、ネットで検索すればいい。作りたいオリジナル商品、たとえば「健康補助食品」と製造代行を意味する「OEM」とをキーワードにする。製造代行してくれる企業を多数発見できる。

・ばら売り

「キロ」や「トン」単位で法人相手に販売している商品を「グラム」単位で一般消費者に売る。

・購入者と利用者を分けて考える

プレゼント用として販売する。「プレゼント用にも喜ばれています」という1行を加えるだけで、売上を伸ばせることもある。また、会社員が経費で落とせる商品にできないかも考える。

・無人経営戦略を考える

人件費ほど大きなウエートを占める経費はない。代行業者に委託できないかを検討する。

・欠点をセールスポイントに変える

もし仕事の中で、欠点だと感じられるようなものがある場合「それを逆手にとれないか?」と考える。時代遅れのサイズの大きな在庫のラジオを「大きくて高齢者にも使いやすい」とアピール。あえて多少の難点をアピールし「訳あり商品」と銘打って売り出してみる。

・洋風、科学的なイメージにする

日本マクドナルド創業者藤田田氏は「洋風であれ」と言っている。醤油メーカーの最大手キッコーマンは、洋間が多くなった今日の食卓の雰囲気にマッチした「白い卓上容器」の醤油をラインナップに加え、売上を伸ばしている。メイクやエステ業界においては、「リハビリメイク」「免疫エステ」といった「医療」、科学の雰囲気を醸し出すネーミングで成功している。

・リピート性のある商品を売る

健康補助食品、ボディーケア商品。

・自動引き落とし

リピート性のある商品を販売する場合、毎月決まった金額をいただく場合などは「自動引き落とし」によって徴収する仕組みを導入する。自動引き落としを実際にするには、「収納代行」「集金代行」などのキーワードで検索して業者を探す。

・分割払い

分割払いにすると、債務者の関心は、「自分は毎月いくら払えばいいのか」の1点に集中し、トータルでいくら払うことになるかについては極めて関心が薄くなる。分割払いにするについては、クレジットカードを使えるようにすることが重要。「郵便振替用紙を利用した入金方法」の利用も検討する。

いかがでしょうか。何か使えそうなものがあったでしょうか?書店で手に取って見ていただきたいと思います。

 

のれん

ビジネス横文字

ネット・スマホ

sumahoインターネットは、ずいぶんいろいろなことに使えます。
まず、取引先の信用状況を調べようと思ったら、簡単に会社の商業登記簿を見ることができます。そこから、その会社の本店所在地、社長の住所を知ることができますので、それらが担保の対象になっているかどうかも見ることができます。何か知りたいことがあればネットを使えば簡単に見つかることが多いです。もっとも、サイトの信用度合いを判断しなければなりませんが。

動画サイトにYOUTUBEがあります。ビジネス書などで読みたい本があれば著者名で検索すれば、講演している動画を見ることができるかもしれません。本を読むより楽ですし、講演を聞いてから本を読んだ方がよくわかるかもしれません。

スマホのアプリも利用できます。お遊びのゲームだけでなく、教育用のものもたくさんあります。衛生管理者試験、危険物取扱者、ボイラー技士、土木施工管理技士などの試験対策アプリがあります。ほとんどが無料ですから、まず無料でダウンロードしてやってみる。気に入ればお金を払ってバージョンアップするということができます。遊び感覚で試験に必要な知識が身につきます。

仕事上、資格試験を受けなければならない方は、ぜひ1度アプリを検索してみられることをお勧めします。そのほかでは、たとえば営業で検索すると使いたくなるようなアプリがたくさん出てきます。

他にもいろいろなアプリがあります。腰痛対策、視力回復、記憶力増強など、探してみると役に立つものがあると思います。

ビジネス横文字

doghatenaネット上のMSNニュースでビジネス横文字についての記事がありました。「知らなきゃ恥ずかしい『ビジネス横文字』です。おもしろいので一部ご紹介します。どのくらいご存知でしょうか?

・リソース(資源)93%

業種によって若干ニュアンスが異なり、「(ヒューマン・リソースで)人材」(35歳・マーケティング)、「メモリなどの容量」(32歳・IT)、「時間」(27歳・銀行)など、広義に使われていることから認知度が高かったようだ。

・ソリューション(解決策)91%
・フィックス(合わせる。確定する)89%
・コンセンサス(合意。意思疎通)87%

「ソリューション」や「フィックス」、「コンセンサス」は仕事をする上では、もはや日常用語の部類といえるだろう。一般的な業務で使いやすいことから、業種を問わず認知度は高かった。

・ベネフィット(利益)88%
・エビデンス(議事録。裏付け)86%
・リスクヘッジ(リスクを回避・軽減する方法)85%

“ヘッジ”だけで伝わるという声もチラホラ……。

・ボトルネック(進行の妨げになる要素)85%

ネックだけで伝わると“ボトル部分”の不要論が続出。
リスクヘッジとボトルネックはそれだけビジネスシーンに定着したといえる

・イニシャルコスト(初期費用。初期投資)83%
・ペンディング(保留)81%
・B2B(企業間取引)79%
・ダイバーシティ(多様性)78%

『政府が使って、よくニュースで耳にするから』

・ドラスティック(大胆な。大幅な)77%

「入社したときはサッパリわからなかったけど、みんな使っているので覚えた」(23歳・広告)というように、日常の業務で使われる伝達などに関した用語が多く並んだ。そのため、業種やキャリア、年齢で認知度は変わらず。「知らないことよりも、これだけ使われてて調べないほうが問題だと思う」(34歳・IT)のように厳しい声も聞かれた。

※現段階でビジネスシーンで使われるカタカナ言葉を150語選出。その150語を15人の予備調査によってもっとも認知度にばらつきが出たものを中心に50語まで絞り、虎ノ門・新橋での街頭調査および直接取材などを通じ20~40代のホワイトカラー100人に聞いた。

 

『60歳からの起業の教科書』


岡田たけし著 ATパブリケーション 1,400円+税 190頁

「60歳からの起業の教科書」とは、変な本を選んだと思われるかもしれません。読者の皆様はすでに経営者ですから、いまさら、起業はされないでしょう。しかし、会社の経営者は、時には、新しい気持ちになって経営を考えること、あるいは、新しい事業を考えてみることが必要だと思います。新たに起業するとどうなるのか、など考えるのもおもしろいのではないでしょうか。ということで本書を選びました。

著者は64歳で定年退職してから会社を設立し、2018年株式公開を目指している方です。さて、著者の言う60歳企業のポイントは、次の8つです。

1.プレゼンテーション能力

①金融機関との交渉ごとにおいて要求される能力。つまりプレゼンテーションとは、融資してもらう際に、ビジネスの全体像と数字面でのシミュレーションを提示すること。「なぜ、なぜ、なぜ」という思考方法が大事。どんな計画にも合理的な説明と、明確な根拠が必要。
②金融機関から融資を受けるには、こうだからこうなる、必ずこうなる、必ずこうすると自信と覚悟を持って説明しなければならない。

2.数字力

事業計画を作る上で欠かせない数字力は、意識して訓練しないと身につかない。「本は利幅が少ない。1冊万引きされたら5冊売らないと元がとれない」などと考える。決算資料を読めるようにする。

3.資金力

①創業支援窓口に相談する。融資を受ける方法や事業計画の書き方など、起業のイロハについて教えてもらえる。
②粘り強く交渉する。著者は日本政策金融公庫に提出する書類を10回は書き直した。

4.女性活用

以前勤めていた会社では、女性向の商品を販売していたのに、女性を活用していなかった。女性活用とは、組織を女性中心にして、とにかくまかせることだ。

5.パートナー

①能力よりも人間性を重視して社員を採用する。まじめかどうか、行動力があるか、人に愛されているか、コミュニケーションできるかが大事。
②外部パートナーと組む時には実績を重視する。
③人づきあいは「つかず離れず」:「この人は素晴らしい」、「これはいい話だ」と思ってもすぐに飛びつかない。「この人はちょっと・・・」と思っても、すぐにノーと言わない。

6.幅広い業務経験

①営業力:スキルも大事だがもっと大事なのは人間性。嘘を言わない、誠実である。相手の立場を察して困っているようなら助けてあげようとすること
②2番手が起業に向いている:1番手ほど期待されない分だけ、動きやすい。いずれ起業したいのでいろんな部署を経験させてほしいとかも言いやすい。

7.在職中の覚悟

定年で仕事をしなくなると呆然としてしまう。それから何かしようとしても、すでにエネルギーは残っていない。だから、起業の準備は在職中にしておかなければならない。

8.社会貢献の視点

誰かのために働くこと、社会のために働くことが人生を豊かにする。だからビジネスと社会貢献を両立させる。

砂糖税

デジタル音痴

deigitalout以前の日経ビジネスを見なおしていたら、「デジタル音痴社長が会社を滅ぼす」という記事を見つけました。その中に、「ピンと来ないなら音痴確定!?」というコラムがあって面白いのでご紹介します。

・CSRIT(シーサート)

サイバー攻撃の予兆を監視し、問題が発生した際には指揮命令系統を担う組織のこと

・データセキュリティー

仮に漏洩しても攻撃者が機密情報を読み取れないようにすること。

・戦略的プライシングマネジメント

営業の前線で最適売価を算出できるシステム

・PLSA(確率的潜在意味分析)

ビッグデータを簡単に分析できる新手法。小売業やサービス業で採用が始まっている。

・経費精算クラウド

経費精算システム・多くの社長が見逃しているデジタル化の盲点。

 

いくつ知っているものがありましたか?経費精算システムは会社が小さくても利用できるかもわかりません。調べてみました。導入メリットとしては、次のようなものがあげられています。

 
・ペーパーレス化
・業務にかかる時間そのものの短縮
・ヒューマンエラーの最小化
・実績データのリアルタイム集計の活用
・情報の見える化

 
経費精算システムの比較サイトがあって、ほんとうにたくさんの種類のシステムがあることがわかります。

砂糖税

砂糖税英国が砂糖税を導入するようです。目的は小児肥満症患者を減少させるためです。
約355ml当たり17.7g以上の砂糖が含まれている場合に税金がかけられます。例えばコカ・コーラだと約12セント(約14円)値上がりします。砂糖ティースプーン1杯で約5グラムです。そんなに多くないじゃないかと思われる方も多いと思います。

 
私は、この記事を見て、びっくりしました。砂糖税なんて考えたこともなかったからです。また、砂糖の害がそれほど強調されているとは思ってもいませんでした。しかし、同様の税はすでにフィンランド、フランス、メキシコ、カリフォルニア州バークレイなどで導入されていますし、導入を検討している国もあるようです。

 
米国では、全国でこうした税制が導入されれば、国民の健康にもたらす効果は非常に大きいとみられています。ある統計によれば、心臓病と脳卒中の発生件数はそれぞれ10万件、8,000件減少すると見込まれるほか、2万6,000人の命を救う可能性があるそうです。

 

ジャンクフードへの課税

も選択肢に入ってきているようです。肥満や糖尿病、その他の健康に関する問題が増加してきているからです。米国では、ナバホ族が一定の自治権を保有する保留地「ナバホ・ネーション」で、ジャンクフード税が実施されています。

 
国や地方公共団体が、健康に関する支出を抑えようと必死になっているわけです。また、こういう風に砂糖が規制されてくると、砂糖の代替物や規制逃れの商品がたくさん出てくるでしょう。どんなものが出てくるのか楽しみです。

『売上を3倍にするマーケティング革命』

安田尚司著 河出書房新社 1,400円+税 181頁

著者は工学部出身のマーケティングコンサルタントです。人の行動を科学的に分析してマーケティングに利用する方法を指導していて、本書でもアイトラッキングデータ(人が何を見ているかを知るための眼球の運動に関するデータ)を使用したコンサルティングを紹介しています。少し中身をご紹介します。

★AIDMA

1920年代に発表された広告宣伝に対する消費者のある商品を知ってから購入に至るプロセス。

①Attention(注意)⇒②Interest(関心)⇒③Desire(欲求)⇒④Memory(記憶)⇒⑤Action(行動)
著者はこれをベースに店頭AIDMAモデルを作成

★店頭AIDMA

①Attention(注意)⇒②Interest(関心)⇒③Desire(欲求)⇒④Match(適合)⇒⑤Action(行動)。AIDMAの記憶を適合に置き換えたもの。店頭である商品に目が行き(Attention)、その商品や店頭販促物の情報から興味を持ち(Interest)、自身の“価値観”と照らし合わせ買いたいという欲求が生じ(Desire)、予算や入数などの条件に適合(Match)したものが購買(Action)に至る。

 
消費者の購入プロセスを考えることで、購入に至らなかった場合にどのステップに問題があるのかを捉え、それを解決する。モノ・サービスが売れない理由の多くは、最初のステップであるAttentionでつまづくため。そこでお客様の視線を集める工夫が大切になる。人の視線の動きには二通りある。トップダウン注意とボトムアップ注意だ。

 

トップダウン注意とボトムアップ注意

夏の暑い日に炭酸飲料を買いたくてコンビニに入ったとする。飲料ケースの前に立ったとき、炭酸飲料を買うというトップダウン注意が働いている。トップダウン注意とは、欲しいものを探そうということだ。炭酸飲料を探していると、突然周りの商品とは違った色合いの商品に目がとまる。飲んだことないけどおいしそう、と思ってその商品を買う。このちょっと違った商品に目を向けさせたのがボトムアップ注意。買うことにおけるボトムアップ注意とは、店頭で意図していなかった商品に目を向けさせ、その商品へのスイッチを起こさせるとても重要なきっかけだ。

 
買い物に来るお客は、何かを買おうというトップダウン注意の状態だ。そのお客に不快感を与えずにボトムアップ注意を引き起こさせ、店が売りたい商品に誘導する。買うことの最初のステップであるAttentionを活性化させる。

★ヒューリスティック

ヒトの脳は、すべての事柄をひとつひとつしっかりと判断するよりも、すぐに答えを出したがる。直感的にひらめいたものがあればそれで処理を打ち切ってしまう。その直感による意思決定のことをヒューリスティックという。販売にもヒューリスティックを利用できる

★人は多くのことを同時に覚えられない

人が同時に頭に保存できる情報は4±1要素であるとされている。つまり一度にたくさんのものを提示されても選ぶことができない。たくさんのものを提示しなければならない場合は群れ化するとよい。

たとえば、ランチメニュー。50種類ものメニューが書かれていたら、すぐに食べたいものを選ぶことはむずかしいだろう。しかし、「定食」「麺類」「丼もの」などジャンルごとに分類されていたら、選ぶという作業はずっと楽になる。

砂糖税

岡山金融経済月報

でんかのヤマグチ

matida「でんかのヤマグチ」は東京都町田市にある小さな電気店です。町田駅周辺には大手家電量販店が6店もありますが、ヤマグチは18期連続の黒字で、ここ数年は粗利益率39.8%。大手量販店は25%程度です。なんとも素晴らしい企業です。どんなことをしているのか、『日経トップリーダー』2月号の記事から少しまとめてみます。

1.マーケティング3.0

単にモノやサービスを売るのではなく、消費者の精神的な充足感にまで踏み込んだ対応をすること。ヤマグチでは、家電の使い方が分からないなど得意客が困って連絡してくると、どんなにささいなことでも顧客宅に飛んでいく。

2.顧客データを使いこなす

社員が顧客の自宅に出向く「御用聞き営業」をしている

3.強く売り込まない

店内各所にテーブルといすを置いている。高齢のお客が座って商品説明を聞いたり休憩したりできるようにしている。強引に売り込むよりは、まずゆっくりしてもらい、居心地のいい店という印象を持ってもらい、信頼関係を築き、自然と商品を買ってもらうようにする。

4.日々是地域貢献

周辺住民や地元企業につくせば、その価値観に共鳴した顧客と強いきずなができると考える。会社の姿勢も売る。

5.小さな変化に即応

日時で売上などの数字を管理し、小さな変化を見逃さない。

6.顧客のストレスをなくす

新店オープン後、複数の来店客から店の場所が分かりにくいとの声が出た。バス停からの道順を示す地図をチラシに載せて社員が近隣に配った。

7.五感を研ぎ澄ます

山口社長は、週末にはほぼ必ず店全体を見渡せるレジ付近に立つ。

岡山金融経済月報

地方都市日銀が2月1日に発表した岡山の景気の状況をご紹介します。
まず、概況ですが、

県内の景気は、緩やかな回復を続けている

そうです。
「個人消費は、天候要因による振れを伴いつつも、底堅く推移、設備投資は、持ち直している。住宅投資は、持ち直しの動きが一服している。公共投資は、横ばい圏内で推移している。輸出は、弱めの動きとなっている。こうしたもとで、県内主要製造業の生産は、横ばい圏内で推移している。雇用・所得環境は、着実に改善している」
以上が概況ですが、どのように感じられていますか。雇用環境が改善しているということですが、詳細については以下のとおりです。

 

「有効求人倍率は、高水準で推移している」

。11 月の所定外労働時間は、前年を上回った。雇用面をみると、11 月の常用労働者数は、前年を上回った。12 月の解雇者数は前年を上回ったものの、雇用保険受給者数は前年を下回った。賃金面をみると、11 月の一人当たり現金給与総額は、前年を下回った」ということです。

 

有効求人倍率は高く、人の採用が難しい状況が続いているようです。
採用は厳しいが、賃金が上がっているわけではないようなので、それが幾分救いになっています。
12 月の県内企業倒産(東京商工リサーチ調べ、負債総額 10 百万円以上)を見ると、

倒産件数、負債総額ともに前年を上回っています

2月の発表ですが、11月12月の状況です。年始以後今年は雰囲気がよくありません。経営改善のために何ができるか、考えて実行していきたいものです。

 

『ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか』


石熊谷 徹 青春出版社880円+税 280頁

著者はドイツ在住のフリージャーナリストです。ドイツの生産性の高さを見て、なんとか日本でも高くならないかという視点で書いたのが本書です。
日本の労働生産性、1時間当たり生み出される国民一人あたりのGDPは、約40ドル、ドイツは約60ドルと1.5倍もあります。これを言い換えると、ドイツでは60ドルを稼ぐのに1時間かかるのですが、日本では1時間半かかるということです。ドイツでは1年で出来る仕事が、日本では1年半もかかってしまうということです。

労働生産性を高めれば日本はもっとよくなる

と著者は言います。では、ドイツの労働生産性はなぜ高いのでしょうか。
ひとつは、労働時間に対する法規制が厳しいということがあります。そして、非常に厳格に守られている。労働時間がきびしく制限されているからその中でなんとか仕事をしなければいけないということが、労働生産性が高い大きな理由であると著者は言っています。
もうひとつは、国民性です。ドイツ人は無駄な仕事をしたり、無駄な時間を費やしたりすることをひどく嫌います。また、仕事をするときには、「費用対効果」の関係を常に考えます。費やす時間や労力に比べて、得られる効果や利益が少ないと思われる場合には、その仕事をしてよいかどうか真剣に議論します。時間に厳しいという点では、休憩のためにカフェでコーヒーを飲んだり、PCを私用でつかったりするときは、労働時間から差し引くそうです。
法律規制や、国民性は急には変わりませんから、著者はドイツで見聞したものの中から、すぐに日本でもできそうなことを書いてくれています。
いくつかご紹介します。

・打ち合わせや会議はどんなに長くても1時間以内にする。
・出張報告書や打ち合わせのメモを書くときには、最も重要な内容だけを簡潔に記し、紙1枚ですませる。
・メールの送り先の数は、最小限にし、CCはやめる
・どんなに忙しくても労働時間が10時間を超えそうになったら、退社する。
・すべての社員がアクセスできる共有サーバーを作り、誰が見てもすぐに業務を担当できるようにする。
・生活リズムを朝型に変更し、1日を有効に使う。
・9時から19時までの間は、タバコやコーヒーの休憩や無駄話、個人のネット閲覧を極力減らして仕事に集中し、なるべく早めに退社する。
・仕事の効率を引き上げるには、スポーツによる健康管理が重要。週に1度は、必ずジョギングや水泳をしたりフィットネスクラブに行くようにする。

 

いかがでしたか?カフェでのコーヒーとか労働時間から差し引くというのはすごくきっちりしています。いずれにしても、今1時間半でしている仕事が1時間でできるようになればいいですね。なんとか、効率を高めたい、しなくてもいい仕事をはっきり見極めたいものです。

地方都市

土地の寄付について

岡山市の税理士通信16-01

土地の寄付

土地の寄付
山林を持っていて処分に困っている人がいるそうです。固定資産税や維持費がかかる。買い手がなかなか見つからない。只でもいいと市町村に寄付を申し込んでも受け付けてもらえない。

日本ナショナル・トラスト協会というNPO法人

があります。ここでは、土地の寄付を受け入れています。ホームページを見ると次の文章が載っています。
「お持ちの山林や原野などを自然のまま残したいという方から、土地のご寄付を受け入れています。
・トラスト地として保全する土地
・先祖代々大切にしてきた森など、残していきたい自然地
・野生生物のすみかとなっている土地
・広大な山林や原野
・すぐれた景観地」

同協会によると、岡山でも、二か所の土地が寄付されています。またホームページを見ると、多数の寄付が記載されています。全国での所有土地は100万㎡を超えているようです。

こういう状況を見てみると、土地、山林は、必ずしも財産というわけではなくなっているようです。私が以前受けた相談でも、不要な土地がある、何とか処分したいが、買い手がない。持ってもいても固定資産税ばかりがかかる、しかも草が生えたり、木の枝が伸びて隣から苦情が来るということが何件かありました。

土地の寄付を受け付けるという記事を見て、改めて世の中が変わっているのだという思いを強めました。他にもいろいろなものが変化していると思います。探してみましょう。

本当に強い地方企業ランキング

地方都市
「本当に強い地方企業ランキング」というものがあります。日経トップリーダーと東京商工リサーチが共同調査して発表しました。その

第3位に岡山県美咲町の脇木工

という会社が入っています。以下、日経トップリーダ1月号の記事を要約してご紹介します。
脇木工は家具の製造小売り。直営店「モモ・ナチュラル」を東京や横浜などに10店舗展開する。1953年創業の家具メーカーだが、90年代に主力のタンスの販売が低迷したときに、先代社長が新展開を起こした。しゃれたデザインの家具シリーズを開発、カタログ通販への卸などを始めたのだ。それが、モモ・ナチュラルの出発点となる。

直営店の出店を始めたのは97年、軌道に乗ったのは2004年ごろ。「モモの家具が大好きで入社した販売スタッフと商品ラインアップの拡充が、成長の原動力になった」と脇社長は話す。店舗では接客力が重要。そのとき社員が商品の価値を伝えることが重要だが、社員が自社製品のファンなら説得力も備わってくる。

同社では、出店のスピードはあえて抑えている。スタッフに接客指導ができる店長が育つまでは、出店しない。店長に抜擢したい社員が出てきたら店を出す。社員に合わせて事業を作るのだ。それは、現在注力している新規事業についてもいえる。子供向けの家具や雑貨の通販サイトだ。

直営店の成長を支えた女性社員たちが子育て期に入り、店頭で働くのが難しくなっている。そこでネットショップに目を付けた。子供向けの商材なので、母親としての経験も生きる。社員に合わせるという点では、定年退職した社員の営んでいる農業も事業に組み込んでいる。

『絶対もうかる値上げのしくみ教えます』石原明著


ダイヤモンド社1,600円+税 236頁

著者は経営コンサルタントです。値上げこそが正しい経営手法であり、値下げは最悪な経営手法であると言っています。低価格戦略は大企業しかできない、中小企業は安売りに走っても勝てないから参加してはいけないと主張しています。コンサルタントをしている顧客の9割に値上げを提案し、その効果で売上と利益が格段に上昇した会社がいくつもあるそうです。それでは、本書に書かれた値上げの方法をいくつかご紹介します。

★経営相談に来られた会社に対して著者が行う指導は「とにかく即値上げしましょう」だ。

★お客様はアプローチ次第で富裕層にも庶民にもなる:安いですよというセールスは、お客様を庶民にする。

★最初は「値段」だけを上げる:値上げに伴って、今の商品やサービスの品質を上げたり、新たなサービス内容を加えたりするのを極力しない。

★BtoB(顧客が会社)、BtoC(顧客が消費者)どちらでも値上げができる。BtoBの方がむずかしいという方がいるがそんなことはない。

★値上げは、新規の顧客に対して、商品やサービスの「説明の仕方」を変えて行うことからスタートするのがベスト⇒既存客への値上げは当分据え置く。

★説明は、商品やサービスの価値を強調する。

価値には「一般的な価値」と「顧客特有の価値」の二つがある。

★一般的な価値

自社に当てはまる要素があれば、間違いなく高く売ることができる。あるかどうか、考える。
・手間暇をかけている
・数が少ない、めったにない、作れる人が他にいない、育つまで時間がかかる
・専門家がいる、選んでいる
・長い歴史を持つ、代々続いている
・上位の人、歴史上の人物や有名人、著名人が愛用している
・ネットで流通していない
・実際に行ってきた、見てきた、遠くまで行って取ってきた
・特許がある
・開発の秘話がある
・裏付けを○○がしている
・長年使っても劣化しない
・何万回もテストしている
・メンテナンスの保証がすごい
・緊急時の対応が突出している

★顧客特有の価値

各顧客が個別に求めているものが顧客特有の価値であり、これを把握することでさらに高く売ることができる。目の前にいる顧客だけの価値だったり、ある程度人数を広げた価値だったりするが、「それは何か」を常に考える。

★簡単に実行可能な20~30%値上げの方法

・値上げの敵は顧客ではなく、自社の値上げできないという思い込みにあると知る
・単純に一律で20%~30%値上げする
・商品ラインナップを増やし、今の商品を下位にして、中間と上位に商品を並べる、突出して高い商品を作る

さて、値上げの敵は顧客ではなく、経営者や社員の値上げできないという思い込みだということについてどう思われますか?とにかく即値上げできそうなものはありますか?

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