マーク・フォスター著 ディスカバー・トゥエンティワン 9784887595422


題名に惹かれこれならずぼら横着な自分にもできるかな
と買ったのだが、題名には深い意味があった。

理性の脳で衝動の脳をだますなどの精神的なものもよいが
will do リストにこの本の物理的なものが集約されていると思う。
そして、すぐ始められる。はじめよう。

人間には理性の脳と衝動の脳がある。衝動の脳の方が力がつよいので
ついつい人は遊んでしまう。そこで、仕事をするためには
理性の脳に衝動の脳をごまかしてもらわなくてはならない。

レポートを書かなければならないのに、その気がおきないときは
「レポートを書くわけじゃない、書架からファイルをだすだけだ」と考える

衝動の脳をコントロールするシステム

原則1:明確なビジョンをもつ
目的を明確にし、しないことを決める
原則2:一事に集中する
一時に集中し、できてから次に進む
原則3:少しずつ頻繁に行う
その理由は、学んだ内容を消化する時間があり
習得した知識を結び付け、新しい考えを得る可能性があるからだ。
原則4:リミットを設ける
想像力の発揮には、時間と内容のリミットが必要だ。
原則5:「クローズド・リスト」を使う

クローズド・リストは、ここまでというラインが引かれたリスト。
制限のないオープンリストより仕事がしやすい。

なぜなら、リスト上の仕事が追加分によって妨げられない
リストが大きくならないので仕事さえしていればリストは必ず小さくなる
仕事をすべて終える前提なら、順番にこだわる必要がないからだ。

原則6:突発の仕事を減らす
理性の脳を使って衝動の脳の突発の仕事への対処をコントロールする。

原則7:コミットメントと興味を区別する
日常の意思決定をコミットメントを基準として行う。好き嫌いは排除する。

緊急の度合い:今すぐ、今日中に、明日やる
どの仕事も明日やるのが理想的。
仕事に必要以上の緊急性をあたえないことが大事

重要な点
1.仕事をその発生の日と同じ日にするのは極力さける
2.クローズド・リストを使う

タスクダイアリーを活用しよう
1ページ1日タイプの1年用
内容:前日以前にスケジュールされた仕事
前日に集められた仕事
今日中にする必要があり、クローズド・リストの下に追加された仕事

ファーストタスク
毎日一番はじめにすべき仕事を決めておく

will do リスト(to do リストではなく)
1.ファーストタスク
2.メール
3.留守番デンは
4.書類
5.1回で終わる仕事
6.デイリータスク
これのスタンダード版をパソコンに保存しておいて、毎日手直しする

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