石原和幸著 WAVE出版 9784872903966
路上販売の花屋にむりやり弟子入りしてから
独立開業、多店舗展開大成功。
そして、調子にのって転落。
借金を抱えて返済の途中にチェルシーフラワーショーに出展し銀メダル。
という絵にかいたようなビジネスストーリー。しかし、読ませる。
この本から成功テクニックを引き出すのは難しいかもしれないが、教訓は多い
石原さんは、いろんなタイプ、
それもかなりめちゃなタイプの社員も無理しないで使える。
その受容力が成功の秘訣のような気がする
完ぺき主義の松尾、のんきで超マイペースの鈴木の話もおもしろい。
自動車整備士をしていたときにいけばなを習いこれだと決め
路上花屋におしかけ入社。店をまかされ路上の八百屋をしながら
異業種の八百屋を見て学んだ。
29歳で独立したが、以前の勤め先の社長が
保証人になってくれないので、花市場に入れない。
仕方がないから直接生産者のところにいった。
お金がないから、免許証を預けて後払いにしてもらったりした。
商売は長崎だったが、久留米の花市場に入れるようになって
往復7時間かけて週2回仕入れに通った
独立するとき、1年で長崎1の花屋になってやると決めていた。
花を売らずに夢を売るのだと思っていた。
そして、30店舗を長崎に展開した。
全国展開のフランチャイズを手がけ大失敗
8億円の負債を負ってしまった
庭造りを始めた
イギリスのチェルシーフラワーショーに参加、銀メダル