概要

若者のファッション消費が激変


表題の記事が東洋経済オンラインにありました。
たいへんびっくりしたので要約してご紹介します。
このような動きをまだ知らない方はびっくりするでしょう。

若者のファッション・メークに対する意識、消費の仕方や価値観が大きく変わっている。売り手側はこの急激で複雑な変化にキャッチアップできていないことが多い。「特に店頭での若者への購買促進が非常に難しくなった」という声が多くなっている。

①ブランド物を買うときは、「売ること前提」で選ぶ
近年メルカリをはじめとするフリマアプリの流行によって、若者の買い物の仕方が大きく変化している。お店で試着して「いいな」と思った商品をその場で買う前に、メルカリで安く売られていないかチェックするのはもはや常識。また、フリマアプリでは、有名ブランドの物だとハッキリわかる商品は高く売れる。だから、服を買うときは安くても売れないノーブランドの服よりも、高価でも売りやすいブランド物を買うのだ。

②コスメは「使いかけ」を買って試してまた売って
「値段は高くても質の良い化粧品を使いたいが、なかなか良いと思えるものに出合えない。でも、それを見つけるためにいちいち新品を買っていたらおカネがいくらあっても足りない。だから、使いかけのものをフリマで安く買う。

③スマホの中だけでショッピング完結
「前は、ウインドーショッピングに新宿、渋谷に行っていたけど、今はWEARやInstagramがお店のような感覚。WEARでたくさんフォロワーがいるアカウントの、『いいね』がたくさんついているコーデをまねすれば、間違いなく周りにもウケがいいから安心」

運賃無料タクシー


運賃無料のタクシーが福岡に誕生します。乗車している間に顧客が提供した情報に基づいて各種広告を提供し、広告料で運賃を賄うのです。以下sankeibizの記事を要約します。nommocのホームページに動画もあります。短くまとまっているし、面白いです。また、ちょっと怖い気もします。ぜひ、ご覧ください。きっとびっくりします。

[su_quote] 日本初、運賃無料“タクシー”をスタートさせようとしているのは、「15歳起業」の若手実業家、nommoc社長の吉田拓巳氏。2019年3月から、日本で初めての無料の配車・運行サービスを始める。利用者は専用のアプリを使って配車を受け、車内のディスプレーに店や商品などの情報が流される。走る広告塔として、運賃に当たる運行コストは広告のスポンサーが負担する仕組み。

新会社は、日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングサービスのFUNDINNO(ファンディーノ)を通じ、目標額5000万円を調達する。8日夜に募集を開示し、12日から申し込みを受け付ける。

無料の配車サービスは、社名と同じサービス名で、コンパクトシティーである福岡市の天神を中心に10台ほどでスタートし、東京五輪が開催される2020年をめどに、東京など主要都市での展開を目指す。

具体的には、米ウーバー・テクノロジーズが運営する自動車配車サービスのように、スマートフォンの専用アプリで配車を受ける。アプリからは利用者の情報が送られるため、乗車中、車内の広告ディスプレーには、利用者が関心を持っているファッションブランドやランチのおすすめなどが常時配信される。
[/su_quote]

『人生と仕事を変える小さな習慣250 ライフハック大全』


堀正岳 KADOKAWA 303頁 1,500円+税

ライフハックとは、情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群です。たとえば、テレビ番組の伊東家の食卓では、 「裏ワザ」と称してライフハックを紹介していました。

本書の見開きには、
・本当に小さなワザをたくさん紹介します
・興味のある所だけ読み、実践してください
・人生が大きく、快適に変わります

と書いてあります。人生が大きく、快適に変わるかどうかやってみたいです。

いくつかご紹介します。
★リミックス
クリエイティブな仕事のほとんどは既存の物を下地にしてできている。「スター・ウオーズ」のさまざまなモチーフが黒澤明の時代劇、「暁の出撃」のような戦争映画、そしてフランスのSFコミックから合成されたものであるというように。アイデアを生み出すときには、1.コピーし、2.変容し、3.合成するという三段階を意識してすればよい。

★大量の悪いアイデアを作る
発明王エジソンは1000件以上の特許を申請しているがその背景にはアイデアを記載した3500冊ものノートがあった。悪いアイデアがあってこそ良いアイデアが生まれたのだ。大量の悪いアイデアを生み出す仕組みに注意するほうが良いアイデアへの近道になる。例えば、毎朝5つのアイデアを書き出すなどだ。4つめ5つめになるといいアイデアのネタは尽きていて、悪いアイデアが出やすくなっている。

★グーグル検索テクニック
キーワードを入れただけでは結果が広がりすぎてしまうことが多い。そこで、次のような機能を使う。
・“ライフハック”:二重引用符で完全一致
・-ハッカー:マイナス‐で除外
・Mac OR PC : ORでもしくは
・100..200: 100~200の数字にマッチ

★嫌なニュースは見ない
ほとんどのニュースは最近起こった悪い出来事についてのものだ。災害、犯罪、汚職政治的な争いなどのニュースに時間を使って丹念に情報を追いかけても、ほとんどの場合はムダでしかない。そこで、こうした時事的なニュースを自分から読みにいき、追い求めるのは最初からやめてしまい、もっと有益な情報に時間を割り当てる。嫌なニュースを日常的に見ていると、それに慣れてしまい、心が次第に冷えてくる。

★Lynda
各種の研修動画。1本あたり5~10分程度と短い。パソコンでもスマートフォンでも見ることができる。有料で月額900円だが1か月間無料視聴できる。内容はビジネススキル、ITなど。

・Windows 10 すぐに役立つ便利技:Windowsを使いやすいようにカスタマイズしよう
・Excel 2013 すぐに役立つ小ワザ集:便利な機能やツールを活用するテクニックをマスターしよう
・Word 2013 すぐに役立つ小ワザ集:Wordの便利な機能やツールを活用しよう

早速Lyndaで検索して、おもしろそうなものを視聴してみませんか?

いかがでしょうか? 使えそうなのがあったでしょうか? 
本書には、250もの小さなワザが紹介されています。使えそうなワザ、おもしろいワザがきっと見つかるでしょう。書店で、ぱらぱらとめくってみてください。人生が大きく変わるかもしれません。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします