池本克之著 ユナイテッド・ブックス 1470円 298頁

ネット通販の本です。
通販を始めようという方の役にたつことはもちろん
通販以外の商売にも使えることがいっぱいでてきます。

面白いところをいくつかご紹介します。

自社で使えるところはどこか、考えてみてください。

・早く、安くは思い込みにすぎない
リスクを小さくするために在庫は持たないのが基本。
注文を受けてすぐ発送しなければならないと考えない。

・薄利多売を目指さない
通販では「価格が高い商品でも売れる」価格設定の目安としては
原価が販売価格の30%以下になるように設定する

・コンセプトを明確に
コンセプトを決めると会社の経営に一本筋がとおり
お客様に、経営者の姿勢がはっきり見えるようになる。

・通販ビジネスの7つの作業
①集客、②商品開発、③受注、④配送・集金
⑤アフターサービス、⑥顧客データベース構築、⑦販売促進

・商品よりも集客を先に考えろ
これから商売を始めようという人のほとんどが最初に考えることは
商品のことだと思うが、商品よりも集客が先だ。

・儲けるためには、必ずしも商品の品質やサービスが
業界トップである必要はない。

商品やサービスをいくらよくしても
それだけでは売上や顧客増加につながらない。

・売上を決めるのは、チラシのコピーライティングやマーケティング
といった集客で、それは、社長の最も大事な仕事でもある

・集客の方法は、次の三つ

①チラシ(パンフレット)を配布する
②インターネットを利用する
③広告をうつ

・集客の方法は、できるだけお金を使わないで
少しずついろいろな方法を試してみる。
・DMは、NTTの電話帳で住所を調べ、少しずつ出しながら反応を見ていく
・主婦向けの商売は新聞折込がいい。折込は代理店に依頼するほか
配達店に直接依頼することもできる。
・ポスティングは、効率のいい方法ではないが、可能性はゼロではない。
1万件で一件の反応で成功。
まとめてポスティングできる場所をターゲットにする
・商店街にチラシをおいてもらう。本屋に本が売れるたびにチラシを
はさんでもらう。報酬を払う。その他店舗にチラシをおいてもらう
・インターネット:集客の方法の中でいちばん資金が要らず
リスクも小さい。ぜひネット通販に挑戦しましょう

・ネット通販の集客は次のふたつ
①ホームページを作成する
②メールマガジンを発行する

・大手のショッピングモールへの出店もいいが
顧客データベースが自分のものにならないという欠点がある。
期限を決めて出店しよう
・携帯サイト&ブログでも集客できる
・安いものに飛びつくお客様はいくら集めてもダメ
・ライバルの多い商品、成熟商品を売れ
・商材は、「定期購入」と「消耗品」をヒントに選べ→安定売上につながる
・「今だけ安い」「他では買えない」ものが売れる
・商品の良し悪しはお客様から学べ:自分でいくら良い商品だと思っても
お客様がそう 思わないと買ってくれない
・「顔写真」「有料サンプル」で上客が集まる

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