澤根の本棚 【7月の1冊】禁断のセールスコピーライティング 神田正典著 フォレスト出版 1,728円 293頁 いつもは本の中からいくつかおもしろいい項目をつまみ出してみなさんに紹介させていただくのですが、今回はやり方を変えます。かいつまんで話すのがむずかしいのです。ということで、220頁から224頁までをほぼ丸ごとご紹介します。きっと、「こんなことして大丈夫なの」と驚か...
澤根の本棚 【6月の1冊】手抜き力 KKベストセラーズ 1,512円 207頁 手抜きというと悪い意味にとらえてしまいがちですが、著者は、手抜きを積極的に活用し生産性を高めようと提唱しています。 以下で、手抜き5つの実践ルールをご紹介します。 手抜き5つの実践ルール 1 優先順位を最優先に決める 2 「念のため」と「一応」をやめる 3 自分の「型」を決...
澤根の本棚 【5月の1冊】成功するシニアビジネスの教科書 「超高齢社会」をビジネスチャンスにする“技術” 村田裕之著 日本経済新聞出版社 1,728円 254頁 シニアを対象としたビジネスが注目を浴びています。他業種がシニアビジネスを始めようという動きも多いようですし、新規開業者も多いようです。いつものように、興味深いところをかいつまんで紹介します。 ★40歳代以上の方には「ノスタルジー消費」が起きやすい:復刻版CD・...
澤根の本棚 【4月の1冊】これだけ!SMART 倉持淳子著 すばる舎リンケージ 1,620円 205頁 著者は「ぐるなび」という会社で営業としてとびぬけた成績をあげた人です。ぐるなびの営業は、飲食店に飛び込みして顧客を獲得するというスタイルの営業で、包丁を突きつけられたり、名刺を投げ返されたりするのは日常茶飯事だったのだそうです。そこで素晴らしい営業成績を残す...
澤根の本棚 小さな会社こそ、高く売りなさい 竹内謙礼著 日本経済新聞出版社 1,500円+税 246頁 この本を読んでびっくりしました。きついですが、あたっているところもあります。「会社の強みと弱みを分析してみたら、見つけられるのは売上に繋がらない無意味な強みと、無限に広がり続ける弱みばかりだった」などと書いてあります。また、「自分の会社の弱みは、“小さな会社”...
澤根の本棚 買いたがる脳 デイビッド・ルイス著 日本実業出版社 1,750円+税 313頁 消費者の購買意欲が操作されているという衝撃的事実が発表されました。これがなんと1957年です。その後操作方法はどんどん発達してきたでしょう。本書は、さまざまな方法を教えてくれます。消費者として、販売者として知っておく必要がありそうです。いくつか紹介します...
澤根の本棚 2015年を考える 『2015年世界の真実』 長谷川慶太郎著 WAC、972円 220頁 『2015年日本経済のシナリオ』 今井澂著 フォレスト出版、1,728円 229頁 今回は、上記2冊の本から2015年について考えてみます。 著者は二人とも国際エコノミストとして高名な方です。 そして、お二人とも楽観的な2015年を描いてい...
澤根の本棚 零戦の真実 坂井 三郎著 (講談社+α文庫) (文庫) 『大空のサムライ』とは違った視点で楽しめる本である。 話には聞いていたが、実際の話として聞くのは 初めてというものがいくつかあった。 ひとつは、麻薬のヒロポンである。 長時間の操縦、激務に耐えられるように飛行士に ヒロポンを打っていたという話は聞いたことがあったが 坂井三郎氏...
澤根の本棚 獄窓記 山本 譲司著 同じ著者の『累犯障害者』を読んで、本書を読みたくなった。 きっと著者の人柄、客観的な文体に惹かれたのだろうと思う。 感覚的にだが、本書は三つの内容からなっていると思う。 秘書給与事件による逮捕、刑務所内の記録そしてT氏との関係 すべてにわたって客観的で、客観的であろうという 自己との戦いが伺われる。...
澤根の本棚 累犯障害者 山本 譲司著 見たことのないことばがいっぱい出てくる。 累犯障害者、デフ・ファミリー、デフ・コミュニティ、触法障害者などだ。 さらに、意外な事実もいっぱい出てくる。 ろうあ者が用いる手話と健常者が使う手話には大きな違いがあるなどだ。 なんと自分は無知だったんだろうと思う。 パラレル・ワールドのようだとも思う。 マスコミ...