ショーエンK著 ダイヤモンド社 97844780009406
お寺の中はどうなっているんだろう、って思ったことありません?
ぼくもなんども思いました。そのいくつかが本書で分かります。
お坊さんを今までとは違う視点で見ることができるようになる本です。
袈裟は必要経費、なんと100万円。
仏具などとおなじく、通販カタログショッピングで買う
上納金は、総本山に納めるのだが、檀家数などによって
寺ごとに金額がちがう。
誰もが聞いたことがあるとある大きなお寺では、上納金が5000万円だとか
業界紙『寺門興隆』月刊誌で、以前は『月刊住職』という名前だった。
お寺でおきた重大ニュースや、お坊さんの悩み、本音が書かれている
お寺のサイドビジネス
法事の後には親族で食事ずることが多い。
そういう場合頼まれてお寺が料理屋さんなどを
紹介するということはよくある。
すると、後ほど業者から、感謝の気持ちが届く。
仏壇屋さん、石材業者さんも同じ。
信頼できる住職からの紹介はなにより安心なのだ
住まいの土地探し
お寺から土地を借りると、地代がめちゃくちゃ安くなる可能性がある。
お寺は、地代を固定資産税の3倍以下にすれば
税金を払わなくてもよい、という決まりがあるからだ。
地代半額以下の掘り出し物が見つかるかも?
お坊さんは家賃を払わなくて良い
建物はお寺、つまり宗教法人のもの。
これが会社だったら、社長は会社に家賃を払わなければいけないが
お坊さんは払わなくて良い。それは、お寺には休みがないからだ。
いつも誰かが居なければいけない。お寺は宿直室なのだ。
お坊さんは副業を禁止されていない
住職が、ハローワークにいき、なんてこともあり
学校の先生も、公務員もあり
公務員の副業禁止は?お坊さんは副業にあたらないからOK
友引
いつ訃報が来るかわからないお坊さんにとっては
唯一安心して過ごせるありがたい日。
デートや会議など大切な予定は友引を選ぶ
恐怖のダブルお布施地獄
お寺にお墓がある場合におこるかも?の地獄
ほんとに恐ろしい。