概要
『雑草という戦略』
書名の雑草で頭に浮かんだのは、雑草=中小企業でした。これは、中小企業のための本だと思ったのです。著者は、岡山大学の農学研究科を修了した雑草生態学を専門とする大学教授です。
本のはじめには、「雑草はもっとも進化した植物である。そして、雑草の生き方とは、もっとも進化した戦略である」と書かれています。それがどんなものなのか、すこしのぞいてみましょう。
・ルデラルという戦略
植物の成功戦略にはC、S,Rという三つの要素がある。Cは競争で大きなものが有利となる。Sはストレスで蓄積が重要である。Rはルデラルであり、変化への対応力を言う。雑草は、大きくもなければ蓄えもないため、R=ルデラルが主な戦略となる。変化を乗り越えるために最も必要なことは「スピード」である。
・逆境は味方
オオバコは、踏まれるという逆境を利用する。オオバコは踏んでほしいと願っている。オオバコの種子には粘着力があり、踏まれるとくっついて運ばれていくのである。そうして分布を広げる。草刈りも雑草にとっては逆境である。茎が高いと草刈りされるリスクが高くなる。しかし、イネ科の雑草は風媒花なので、茎が高くないと花粉を運んでもらえない。そこで、イネ科の雑草は、花粉の準備が完了するまでは、茎の成長を抑え、準備が整うと一気に茎を伸ばす。
・変化
変化に対して私たちはどのように対応すればいいのか。植物の基本的な生き方は「変えられないものは受け入れる」だ。変えられないものとは、環境である。そこで、植物は自分自身を変える。この変える能力を可塑性(かそせい)という。雑草は特に可塑性が大きい。「イチビ」という雑草は、あるところでは5センチくらいの大きさで花を咲かせる。しかし、トウモロコシ畑では、4メートルを超えるような草丈になっていることもある。「やっかい」という雑草は、ライバルのいない空き地などでは、陣地拡大戦略で横へ横へと茎をのばしてテリトリーを広げる。しかし、ライバルが現れると立ち上がって競争力を発揮する。
・たくさんの小さな種子
小さな種子をたくさん撒く。予測不可能な変化が起こるのだから、何に投資していいかわからない。であれば、少しでもさまざまな物に投資をした方がいい。それは、「たくさんの小さな種子」の戦略だ。一万粒のうち一粒でも生き残ればいい。数多くのチャンスを見つけては、小さなチャレンジを繰り返す。そして多くの失敗の中に成功を見つける。それが、予測不能な変化を生きる雑草の戦略である。
・ひっつき虫
この名前で親しまれているオナモニ、服などにくっつくのは種子ではなく、実である。この実には、種子が二つ入っている。ひとつは早く芽を出す「せっかち屋」、もう一つは、なかなか芽を出さない「のんびり屋」である。どちらが有利なのか?それは状況による。だから、オナモニは二種類の種子を持っているのだ。多くの雑草の種子が発芽のタイミングにバラツキがある。この多様性が雑草の武器なのだ。
いかがでしたか?雑草って面白いですね。特に印象に残ったのは、変えられない環境は受け入れて、自らを変えるということです。私たちはどのように変身していけばいいのでしょうか?コロナという逆境を、どうすれば味方にできるのでしょうか?
中小企業コロナ後の取り組み
「アフターコロナで中小企業に求められる取り組み」というセミナーの告知をネットで見つけました。セミナー自体はすでに終了していたので見ることはできませんでしたが、セミナーで取り上げる項目は残っていましたので、それを紹介し、私のコメントをつけることにします。
1.デジタル化の推進
①社内外のコミュニケーションのオンライン化にどう対応するか?
②どんな中小企業でも情報発信をすることが必須になる
コメント:①もともとオンライン化、デジタル化は当然の流れでしたが、コロナによって加速されました。今後も続くでしょう。オンライン化、デジタル化のチャンスがあったら逃さないように、あるいは積極的にチャンスを見つけるようにしたいものです。②何らかの形でお客様の役に立つ情報を発信する。どんな情報でしょう?
2.変革期時代に対応する精神的土壌を作る
①昔の成功体験が通用しない
②小さなトライを迅速に実行する
コメント:①昔の成功体験を言うときには今と比較して、今後に結び付けることが必要。②大きなことではなくても、小さくても新しいことを試みることが大切です。小さなトライを繰り返すことです。
3.サブスクリプション(定期購入)
コメント:自社の商品・サービスにサブスクリプション化できるものを探す。
コロナ対策で検索すればいくつも出てきます。ぜひ探してみましょう。
景気持ち直し<日銀
日本銀行は、9月17日の金融政策決定会合で、景気は「持ち直しつつある」との認識を示しました。
つまり、「内外における新型コロナウイルス感染症の影響から引き続き厳しい状態にあるが、経済活動が徐々に再開する下で、持ち直しつつある」とし、判断を引き上げたのです。上方修正はコロナ以後初めてです。
これまでは「経済活動は徐々に再開しているが、内外で新型コロナウイルス感染症の影響が引き続きみられる下で、極めて厳しい状態にある」としていたのに比べるとずいぶんと明るい認識です。
とはいうものの、コロナの影響を注視し、「必要があれば、躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」方針ですし、コロナ対応資金繰り支援特別プログラム、国債買入などによる潤沢な資金供給、ETFなどの積極的な買入は継続します。
あまりよくない話としては、朝日新聞デジタル版「倒産・廃業の予備軍多い」という記事があります。特に飲食店が取り上げられていて、1~6月の飲食店倒産は398件あり、年間で過去最高のペースだということです。2008年のリーマンショック時は大手の倒産が相次いだのですが、今回コロナ関連の上場企業倒産はアパレル大手レナウンのみです。
良い話と良くない話を上げました。「7割経済」ということばがよくみられます。経済活動が今までの7割になる、このなかで生き抜いていかなければいけないという意味合いです。このことばは、常に念頭に置いておかなければならないように思います。
『脱マウス最速仕事術』
パソコンを使うとき、マウスは便利です。左右のクリックで、なんでもできるような気がします。しかし、これが曲者です。もっと便利で早くできる方法があります。マウスではなく、ショートカットキーというものを使います。素早くできてとても便利なのです。ですからショートカットキーに関する本が本屋さんにはいっぱい並んでいます。しかし、覚えるのが結構たいへんです。ここでご紹介する本は、マル覚えするのではなくてキーの意味を知ることで、ショートカットを使えるようにしようという本です。著者の場合ショートカットをマスターすることで年間120時間節約できているのだそうです。
ぜひ、パソコンの前で、パソコンを使いながらやってみてください。
★エクセルで九九の表を作るのに、最も早い人で30秒、一番遅い人で12分かかる。ショートカットキーをマスターすることで時間を短縮することができる。Excelでこの表を作るのにどのくらいの時間がかかりますか?やってみましょう。時間がかかればかかるほど、この本の価値が高いです。
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★ひたすらショートカットキーを覚えるのではなく、原理をマスターする
◆ポイント1:[Shift]キー、[Tab]キーの矢印の意味を理解する
・[Shift]キー:1つのキーが上下2階に分かれているとき、2階の記号を入力するには[Shift]キーを使う
・[Tab]キー:1階に→、2階に←となっている。[Tab]キーをそのまま押すと右に行き、[Shift]キーを押すと2階のキーとなって、左に進む。
・応用→(Excel) [Ctrl]+[;]:当日の日付が入る。
[Ctrl]+[+]:セルの挿入。しかし、[+]の入力には[Shift]も押さなければいけない。[+]は2階だからだ。「挿入」と[+]のイメージを重ねると覚えやすい。
・応用→削除:[Ctrl]+[―]→[+]で挿入だから[―]だと削除。
◆ポイント2:キーボードの構造を理解する
[Fn]とほかのキーの組み合わせ
・キーボードの上部にある[F1]から[F12]のキーを見ると絵文字の入っているものがある。この絵文字が[F1]などの2つ目の役割を示すもので[Fn]キーと同時に押すとその機能を果たす。
・上下左右矢印キーに[PgUp]などの文字があるときは、[Fn]キーと同時に押すとPageUpつまり上方向に移動する。
[Fn]キーと他のキーとのつながりは、両方が同じ色であったり、四角く縁取りされていることでわかるようになっている。
◆ポイント3:キーの役割を理解する
[変換]キー:確定済みの漢字を範囲指定し、[変換]キーを押すと再変換できる。範囲指定は、[Shift]+[→]、[Shift]+[←]を使う。
「アプリケーションキー」:キーボードの右下、文字のないキー。四角の中に横線が数本入っている。このキーがないパソコンもある。マウスの右クリックと同じ働きをする。
⇒実際に買って読んでいただきたい本です。
ビジネスヒント
「アフターコロナのビジネスヒント」という特集が『日経トップリーダー』8月号に掲載されています。コロナ前では想像もできなかったサービスが紹介されています。
★オンラインバスツアー
琴平バスは、自宅にいながら旅気分を味わえるツアーを提供する。参加者はビデオ会議システム「Zoom」を使って、約1時間半の仮想バス旅行を楽しむ。自宅には、ツアー当日までに旅先の特産品が届く。例えば、岩見神楽鑑賞ツアーでは、高級魚のどぐろを使った商品や地酒が届く。参加者はツアー中に同じ食事を食べ、感想を述べあうことで一緒に旅をしている気分に浸れる。さらに、現地のガイドによるライブ中継が旅気分を一層高める。
★ネット中継販売ライブ接客
北海道南部の鹿部町、道の駅しかべ間欠泉。ここでは、「LINE」などのライブカメラ機能を使って名産品をリアルタイムで紹介し、販売につなげている。このサービスは、「WEB来店」と呼ばれ、道の駅の従業員がつきっきりで応対する。まず店外で立地などについて話をし、店に入ると「鹿部たらこ」や「噴火湾口ホタテ」などのブランド食材が並ぶ売り場を映しながら一周。ひとつひとつの商品を細かいところまで丁寧に説明する。エンターテインメント性にあふれる接客は40分ほど続く。客単価は、実際に店を訪れる客は2000円弱だが、WEB客は1万円近くに達する。
★オンラインフィットネス
SOELUでは、独自のシステムを開発してフィットネスサービスを提供している。オンラインなのでインストラクターは全国から募集できる。インストラクターと画面上で一対一になり、パーソナルレッスンを受けている感覚になる。
はやるビジネス
ネット上で「コロナ禍で副業(複業)チャンス!今後流行るビジネス、衰退するビジネスは?」(起業18フォーラム代表新井一著)という記事を見つけました。ご紹介いたします。ほんとかな、自分はそうは思わない、などと考えながら読んでみてください。
・現在の状態が断続的に2年は続く。
・従来型のビジネスモデルで対応できない課題が山積しています。だからこそ、これから起業する人には「大チャンス到来」なのです。
・「不要不急」と「3密」に絡む業界は、従来の「商品・サービスの提供方法」を続けていくことができなくなる。
・自分の商品、サービスに「不要不急」と言われないラインナップをそろえるようにする。
・オンライン・オフラインの柔軟な切り替えができるようにする。
・小さなリフォームは在宅勤務が増える分、需要が増える。
・健康系、巣ごもり、在宅で楽しめるグッズや食品、YouTubeやLive配信は上向く。
・オンライン化にうまく対応できれば、小売り、美容、フィットネス、学習塾、カウンセリング(コーチング)、占い、ナイトワークなど、個人が活躍できるフィールドはますます広がる。
・起業18フォーラムでも、オンラインセミナーを開催して、皆さまにたくさんのノウハウをシェアしていきたいと思います。一緒に頑張りましょう!
・気分が晴れないときには散歩する。
⇒伸びている業種のひとつにオンラインセミナーも入るでしょう。よさそうなセミナーがあるかどうかチェックしてみませんか?
『シンク・クリアリー』
著者は、スイスの作家、実業家。本書は、心理学、行動経済学、哲学、投資家や起業家の思想からまとめあげた未来が変わる「52の考え方」を紹介しています。
★考えるより行動しよう
文章がどんどん書けるようになる秘訣は、書くことだ。何を書くかというアイデアは、何を書こうかと「考えているとき」ではなく、「書いている最中」に浮かぶ。ピカソも言っている。「何を描きたいかは,描きはじめてみなければわからない」。頭の中で検討を重ねることに、意味がないわけではない。短期間でも集中して考えれば、とてつもなく大きな気づきがある。しかし、時間とともに得られる知識はどんどん小さくなり、すぐに思考は「飽和点」に達してしまう。
★大事な決断をするときは、十分な選択肢を検討しよう
秘書問題と呼ばれる数学の最適化問題がある。多くの応募者の中から最適な秘書を1人見つけるにはどうすればいいかという問題だ。100人応募者がいて、1人面接が終わるごとに採用するかどうかを決めるのだ。数学的には方法が決まっている。
☞最初の37人は、面接はしても全員不採用にして、その中でもっとも優秀な女性のレベルを決定する。その後の面接でそのレベルを上回った最初の応募者を採用するのだ☜
何かを選択するときには、その目安を知ることが重要だ。目安を知るためには、たくさんのものを試さなければならない。
★目標を持とう
人生の意義などという大きな目標ではなく、小さな目標。個人的な目標、意欲的になれることがなければよい人生にはならない。目標を必ず達成できるとは限らないが、はじめから目標そのものがなければ何も達成できない。人が幸せを感じるかどうかは、目標を達成できたかどうかで決まる。なぜ目標が大きな意味を持つのか。それは、目標を持っている人は、持っていない人より、目標達成のために努力するからだ。目標があれば、正しい決断をしやすくなる。人生には無数の分岐点がある。そのたびにそのときの気分でどちらに進むか決めてもいいだろうが、目標があれば、それに適した道を選ぶことができる。ただし、達成があまりに困難な目標は避けるとともに、目標はすこし曖昧にしておいた方がいい。
★質のよい「小説」をたくさん読もう
相手の立場になるのは大切だ。誰かの立場に身を置いて、その人の状況を体験すれば、相手に対する理解が深まる。役割を交換すると他の方法よりずっと効率よく、迅速に、コストをかけずに相互理解が可能になる。物乞いに扮して国民のあいだにまぎれこんだ、有名な王様と同じだ。だがこの方法はいつも使えるとは限らない。だから、小説を読もう。よくできた小説の世界に入り込んで、主人公の運命のアップダウンを一緒に経験するのは、思考と行動の中間に位置する有効な解決策である。
★期待を管理しよう
「期待」が幸福感に決定的な影響を与えるのは、研究に裏打ちされた事実だ。非現実的な期待は、幸福感を大きく損なう。では、現実に即した期待を持つにはどうすればいいか。まず、期待を「0」から「10」のあいだで評価する。「0」は悲劇的な出来事を予想している場合、「10」は一生をかけた夢がかなうと期待している場合である。次に、自分が評価した点から「2点」を差引、その数値を頭の中に定着させる。こうすることで、何の根拠もなく大きな期待を作り上げてしまうことがなくなる。
コロナ倒産・廃業
帝国データバンクによると、2020年7月10日16時現在、新型コロナウイルスの影響を受けた倒産(法的整理または事業停止、負債1000万円未満・個人事業者含む)は、全国に332件です。日経ビジネスのウェブサイトに「夏以降に自己破産急増でコロナ破綻は年1000社超?」という見出しの記事がありましたので、要約して紹介いたします。
コロナが収束しても、その影響は5年、10年スパンで続く。すでに倒産あるいは廃業した企業には、もともと業績が悪くて返済猶予を受けていた会社とか、社長が高齢で後継者に困っている会社などが多い。東京商工リサーチによると後継者が決まっていない中小企業は56%あるという。その状態にコロナが追い打ちをかける。19年には、休廃業・解散が4万3000件あったが20年は5万件を超えるだろう。
国が民間金融機関に融資の促進を求めているが、民間金融機関ではリスクを嫌い、財務状態が優良な企業に営業をかけている。
このような状態の中で重要なことは、次の通り。
★倒産を防ぐための知識を持つ。その知識を得るためにはIT化が不可欠。
★IT化:パソコンを一通り使える程度でよい。経済産業省のホームページには中小企業向けの施策が数日おきにアップデートされている。こうした情報を知っているかどうかでその後の経営は大きく変わる。
コロナの感染予防対策と合わせて、企業経営では何をしていくのか、何が必要なのかを考えていかなければなりません。
心が折れない10カ条
日経トップリーダー7月号に記載されていた記事です。ユサワフードシステムの湯澤社長が独自に生み出した不安の解消法です。そのままご紹介します。
★宇宙図鑑を見る
宇宙を考えれば自分の抱えている問題など取るに足らなく感じる。
★不安な気持ちを書き出す
心のなかではあいまいな感情もノートなどに文字で書いて視認すると感情を客観視できるようになり、不安が軽減される。
★気分を口に出し、語尾は前向きに
心の内を誰かに聞いてもらい、前向きな言葉で終える。
★最悪のシナリオを紙に書く
最悪の事態になるとどうなるのか突き詰めて考えて紙に書く。そうすることで何とかなりそうな気になる。
★頑張る時間を区切る
期限を区切ることで腹が据わる。カウントダウンの日めくり表を作る。1日すぎるごとにめくるのが効果的。
★哀しい演歌は聴くのを避ける
苦しい時に哀愁たっぷりの曲を聴くと追い込まれる感じがするという。
★できることとできないことを区別
天気や外部環境の変化など自分の力でどうにもできないことで悩まない。自分のできることを考える。
★タスクを細分化して行動する
自分のやるべきことを細切れにして少しずつ行動を積み重ねる。
★雑音を遮断する時間をつくる
毎日誰からも邪魔されずじっくり考える時間を確保する。
★頻繁に起きることはマニュアル化
多く発生するクレームは事前に対応マニュアルをつくっておけば、落ち着いて対処できる。
『結局「すぐやる人」がすべてを手に入れる』
著者は、作家、シンガーソングライター、経営者、学生など幅広い層を対象に活躍するコンサルタントです。「気分と視座の転換」を重視した独自の夢実現応援対話技法を確立しました。本書では、成功する人とそうでない人の違いは、「すぐに行動に移せるかどうか」であるという観点から、すぐ行動に移すにはどうしたらいいいかということが書かれています。いくつかご紹介します。
★10秒で行動する人は、
①考えるが悩まない
・悩むとは、
_ネガティブな気分に浸る
_結論を出さずに堂々巡りをする
_できない理由をとことん探す
_他人に相談するが、アドバイスを活かさない
_結論が出ても行動しない
・考えるとは、
_ポジティブな気分に浸る
_仮でもいいから結論を出す
_「どうしたらできるか」とことん考える
_他人のアドバイスを取捨選択する
_結論が出たら行動する
②小さな1歩を大事にする
できるだけ行動を分解して小さくする
小さくする:39度の熱にうなされていてもできるくらいに小さくする。
③自らに問いかける
・具体的には?
・ほかには?
・要はどういうことか?
・課題解決後の状況は?
・できることは?
・最初の1歩は?
★10秒マインドチェンジ:気分を変える
①気分は選択できると知る
②表情・動作・言葉で気分を切り替える
③思い出す:腹が立つことを思い出して笑い飛ばす
④思い描く:心躍る未来像を思い描く
⑤身の回りを変える:場所を変えるなど
★不安の解消法
用意するもの:フセン3色、大きな紙3枚
①フセン1枚に不安を1つ書く。どんどん書いて、それを大きな紙Aに貼る
②フセンを直観にもとづいて分類したり距離を変えたりしてしっくりくる位置にフセンを貼り直す
③全体を眺めて、気づきをメモする
④③の気づきをもとに、本当はどうなったらいいか考えて、思いついたことを2色目のフセンに書き出す。これを大きな紙Bにはる
⑤②と同じ要領で貼り直してみる
⑥大きな紙AとBを見比べて、AからBになるために何ができるかを考える
⑦気づきをもとに、そのためにできる具体策を3色目のフセンに書き出す。これを大きな紙Cに貼る。
⑧大きな紙Cを見渡して、解決するための具体的行動を導き出し、計画を立て、実施する
著者は、チャンスはどんな人に対しても平等に訪れるが、大切なのは、すぐに行動できるかどうかだと、言っています。そのコツをここで少しだけご紹介しました。いかがでしょうか?できそうでしょうか?本書の最後に動画セミナーの案内がついています。のぞいてみてください。http://kekkyoku.jp/sugu/