岡山市北区の澤根税理士事務所は岡山東税務署から徒歩二分。急な税務調査にも迅速対応の澤根哲郎税理士事務所へご相談下さい。
-
  • HOME »
  • - »
  • 岡山市の税理士通信

岡山市の税理士通信

岡山の景気

いきなり!ステーキ


「いきなり!ステーキ」が、岡山一番街にオープンしました。このお店ご存知でしょうか?立ち食いスタイルで売り出したステーキ屋さんです。先日夕刻、前を通りかかったら大勢の人が並んでいました。椅子席だけで、立ち席は見えませんでした。

2013年12月に東京都中央区の銀座4丁目に1号店をオープンし、急速なチェーン展開で、2015年10月までに、東京都内に46店舗、全国に64店舗を出店、2017年11月末日現在173店舗になっています。

以下、ウィキぺデイアから要約します。

予約不要の立ち食いスタイルを特徴としており(一部店舗に事前予約可能な椅子席もある)、平日ランチタイムを除いて、客が好みの肉の量を指定して店員がその場で切り分け、これを焼き上げて提供する「オーダーカット」方式を採用している。1g単位で価格が設定されており、ヒレステーキは200g以上、他のステーキは300g以上で注文する。定量サイズのメニューのみが提供される。

この「立ち食いスタイルのステーキ店」という業態について、『俺のイタリアン』を参考にしたということである。「いきなり!ステーキ」の原価率は、通常の倍程度にあたる70%以上といわれており、サラダや飲み物などを含めた全体でも60%程度とされている。立ち食い形式を取ることで回転率は極めて高く、在店時間はランチタイム20分、ディナータイム30分程度とされている。ナイフやフォークを使用するため、一人あたりのスペースが立ち食いそばや立ち飲みに比べて多く必要となるが、その点は回転率の高さでカバーしている。

岡山の景気


岡山の景気はどうなっているでしょうか?悪くはないと思っているのですが、日銀岡山支店の資料を見てみましょう。(岡山県金融経済月報12月15日)

1.個人消費:持ち直し

百貨店およびスーパー売上高、家電販売は、持ち直している。乗用車販売は、横ばい圏内で推移している。

2.設備投資:持ち直し

12月短観調査における17年度の設備投資計画をみると、製造業、非製造業ともに増加計画となっている。

3.住宅投資:横ばい
10月の県内新設住宅着工戸数前年を上回った。
4.公共投資:横ばい
5.輸 出:持ち直し
6.生 産:持ち直し
7.雇用・所得
労働需給が引き締まっているほか、雇用者所得は改善を続けている。
有効求人倍率は、高水準で推移。
9月の一人当たり現金給与総額は、前年を上回った。
8.物 価
10月の岡山市消費者物価指数(2015 年基準、生鮮食品を除くベース)は、生鮮食品を除く食料、光熱・水道を中心に前年を上回った。
9.企業倒産
11月の県内企業倒産件数は前年を上回ったものの、負債総額は前年を下回った。

ざっと以上の通りです。
景気はわずかに良くて、採用難がひどくなっている感じです。

『儲けのしくみ 50万円からできるビジネスモデル50』

酒井威津善著 自由国民社 1500円+税、255頁
本書のカバー折り返しに「全国400万人の中小企業経営者、個人事業者の方へ 1日15分!50個の公式に当てはめるだけであなたの会社が爆発的に儲かりだす!」とあります。犠牲にするのは1日にたった15分、やってみたくなりませんか?

この本は、第2章で原則となる発想法を取り扱い、第3章でそれに基づいた50の公式を紹介しています。それぞれに具体的な会社のURLがついているので詳しい内容を知ることができます。ここでは、第2章の原則の中から、「ビジネスモデルを生み出す6つの切り口」と公式の1つを紹介します。

1.顧客を変える
①買わない客をターゲットにする:格安メガネのJINSは、従来メガネを掛けなかった人たちに「ファッション」として、低価格で眼鏡を提供するコンセプトで成功した。
②利用者ではない人をターゲットにする:子供向け商品の購入者は親や祖父母、また、介護施設の利用者は親世代だが、施設を決めるのは家族のことがある。
③層を変える:従来子供向けの商品を高齢者に販売する。

2.商品・サービスを変える
①簡略化:既存ビジネスの手続きや手順を減らす。QBハウスが有名。従来の理容室の流れを6分割し、カットだけに絞り込み10分千円の均一化に成功。
②無料化、低価格化:従来費用のかかっていたものを無料化または低価格化する。無料化した分の収益を他のところでカバーする。「知るカフェ」は、就活生と企業の採用担当者が出会うところだが、学生は無料、お金は企業が払う。
③イージーオーダー:ユニクロがイージーオーダーを展開している。「安い」「品質が良い」だけではやっていけない。また、フルオーダーでは採算が合わない。そこでイージーオーダー。基本的なパターンを用意しておき、その中から選んでもらう。
④コンセプトチェンジ:商品やサービスが持つ意味を変える。

3.価格軸を変える
ターゲットを絞って価格を変える。

4.場所を変える
①スーパーや魚屋で売っていたものをiPadで売る。
②ネットでも、売っているサイトを変える。

5.時間帯を変える
①週のうち何回かだけ。
②深夜、早朝だけ。
③他社が営業していない時間帯に営業する。

6.プロセスを変える
iPadで魚を売る例では、
港⇒卸⇒小売⇒消費者であったのを
港⇒小売⇒消費者
とした。

★公式12_無料提供で顧客との接点を持つ
無料でサービスを提供し、本来売りたいものへとつなげる。これは、ネットの中ではもはや当たり前。たとえば、「タダヤサイドットコム」。農家と消費者を結ぶサイトで、消費者は、無料で野菜を手に入れることができる。また、農家は、固定費無料で野菜を出品でき、販売した場合のみ手数料を支払うようになっている。

一番簡単な経営計画

一番簡単な経営計画

事業の将来のことを考えてみたいと思っても、日常業務に追われてなかなか時間をとることができないと思います。ところが、簡単に経営計画ができてしまう様式があります。A4用紙たった2枚です。中小企業庁の様式です。しかも作れば、税金が安くなり、金融支援が受けられるかもしれません。それは、「経営力向上計画に係る認定申請書」です。

「経営力向上計画に係る認定申請書」

この申請書を経済産業局長に提出して、認定してもらいます。内容は、

1.企業の名称
2.事業分野
3.実施時期
4.現状認識
5.経営力向上の程度を示す目標
6.経営力向上の内容
7.経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法
8.経営力向上設備等の種類

の8項目で、A4用紙2枚に書くようになっています。

これを使えば、今まで時間がなくて将来のことなど考えられなかったのが、考えることができ、しかも紙にまとめることができます。おまけに、8の「経営力向上設備等」は、補助金に結びつくかもわかりません。

今すぐにでも、「経営力向上計画に係る認定申請書」でネット検索してみてください。詳しい内容がわかります。

申請書の業種別の記載例も掲載されています。製造業、卸・小売業、外食・中食、医療、介護、貨物自動車運送業、自動車整備、建設業、不動産業など多数あります。自社の業種を見てみると仕事のヒントが得られるかもわかりません。

また、「経営力向上計画」作ってみたい、申請してみたいと言う方は澤根までご連絡ください。

酒商山田:広島の酒屋

この記事は、『日経トップリーダー』11月号の特集「小さな会社の『戦わない経営』」の要約です。「酒商山田」の実施したことは、前項で紹介した内容の何にあてはまるでしょうか。考えながら読むと面白いと思います。

酒商山田の現社長で4代目の山田淳仁さんは、思い切った業態転換で家業を成長させた。1989年に会社を辞めて家業に戻ったとき、ビールとタバコが売上高の9割を占めていた。当時の売上高は1億5千万円。家族以外に社員1人、パート1人、アルバイト2人で、経営難が続いていた。珍しい日本酒の営業をしても、知り合いの紹介で新顧客を獲得しても同業者から攻撃される。そこで考えたのは逆の道を行くことだった。

商品を次々に追加するコンビニの逆は商品を絞ること、ディスカウント酒店の逆は無名の小規模酒屋の酒を定価で販売することだ。ビールを減らし、日本酒と本格焼酎に道を進めた。贈答用の酒に贈り手の思いを描いたオリジナルのラベルを提案し、飲食店に関しては、店が繁盛するためのアドバイスを提供した。日本酒が売上の90%になったのは10年後の2000年だったが、そこからの成長は早く、2004年には売上4億に達した。

澤根なりに前項目との関連を考えてみると、はっきりとわかりやすいのはビールを捨てたことで、これは、(8)の資源の集中でしょう。また、(1)では、外部の酒販売の現状を頭に入れて、(2)に関連しては、外部と戦うのではなく、日本酒と焼酎という新しい機会を発見したことでしょう。

『創造する経営者』

P.F.ドラッカー著 上田惇生訳 ダイヤモンド社 1800円+税、314頁
本書は、著者によると事業戦略についての世界で最初の本です。1964年の出版ですから、半世紀以上前のものですが、内容は十分今日でも使えるように思います。企業の現実について、大部分の人は知っているが、知っているだけでほとんどの人がそれらを経営に生かしていないことが「企業の現実についての仮説」としてあげられています。8つありますので、それらをご紹介します。自社に読み直して考えてみてください。

(1)成果と資源は企業の内部ではなく、外部にある
企業の成果を決めるのは、外部にいる顧客である。また企業の重要な資源は、科学技術から社会、経済、経営にいたる知識である。それらは、企業の外部にある。企業活動とは、外部にある資源、すなわち知識を、成果に置き換えることである。

(2)成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる

(3)成果をあげるには、資源を問題にではなく、機会に投じなければならない
機会の開拓とは、なすべき仕事を見つけ、それに資源と活動を集中することである。企業にとっては、問題の解決をしないわけにはいかないが、それへの資源の配分は最小限にしなければならない。

(4)成果は、有能さではなく、市場におけるリーダーシップによってもたらされる
リーダーシップを発揮できる市場の一分野、顧客の一部分、技術の一応用を見つけ、そこに資源を集中させる。商品だけではなく、サービス、流通、立地、商品の組み合わせなどがその対象である。

(5)いかなるリーダーシップも、うつろいやすく短命である
企業はリーダー的な地位から、その他大勢に簡単に落ち込む。それに備えて、新しいエネルギーと方向性を手にしなければならない。

(6)既存のものは古くなる
あらゆる意思決定と行動がそれを行った瞬間から古くなり始める。経営者は、過去を正しい状態と思いがちであるが、それは過去の現実にすぎない。だから過去の状態にしゃにむに戻そうとしてはならない。企業とその行動、商品、サービス、流通を新しい現実に合わせて変化させなければならない。

(7)既存のものは、資源を誤って配分されている
顧客のごく一部が売上と利益の大半をしめることがよくある。同様に一部の営業部員が売上と利益の大半を稼ぐことも多い。資源とコストのほとんどは、これら稼ぎの多い部分ではなく、そうではない部分に注がれる。営業マンのほとんどの時間が、稼ぎの少ない商品や地域に充てられる。会議の時間の大部分が既存の問題の記述に充てられる。

(8)業績の鍵は集中である
業績をあげるには、大きな利益を生む少数の製品やサービス、顧客に集中しなければならない。

以上ですが、澤根なりにごく簡単に読み替えるとたとえば次のようになります。

(1)外のことに関心を持ち、学べ
(2)(3)利益が得られそうなところを探して目を向けろ、そこにお金と人を注げ
(4)自社が力を発揮できる小さなマーケットを見つけてそこに力を注げ
(5)今うまく行っていても長くない、次を考えろ
(6)自社のルールにあてはめて何かを考えるときそれでいいのか、再考しろ
(7)今忙しくてたまらないところは、稼げているか考え直せ
(8)何を捨てなければいけないか考えろ。

アメリカの小売業界

アメリカの小売業界

アメリカの多くのショッピングモールが倒産の危機にあえいでいるそうです。アメリカで起こっていることは遠からず日本でも起こるといわれています。どうしてそういうことになったのか、ネットで答えを探してみました。(https://www.businessinsider.jp/post-100448)

以下要約です。
アメリカの小売業界は混乱の最中だ。その驚異の閉店率と破産率の元凶は、アマゾンやオンラインショッピングの台頭だとされているが、要因のごく一部に過ぎない。それ以上に、間違いなく影響を及ぼしている要因は、小売業者の過剰出店とアメリカ人の消費習慣の変化だ。

何を買い、どこでお金を落とし、どのように消費するのかについて消費者は、以前よりも厳しい目で判断している。また、消費者は、「モノ」よりも「体験」を購入している点だ。

この傾向は特にアパレル小売業者に打撃を与えており、その背景にはソーシャルメディアの台頭がある。「モノ」よりも「体験」の方が、ソーシャルメディア上で話題になりやすいからだ。

加えて、ヘルスケア、テクノロジー、教育などその他の分野で消費者の支出が増えていることを考えれば、ここ10年間でショッピングモールから客足が遠のいてしまったことにも納得がいく。

また、いざ「モノ」を買うとなっても、消費者の大半は正規の価格を支払うことはない。不況時に学び、それ以来身に付いた消費習慣だ。シアーズやメイシーズといった正規の価格で販売する百貨店が苦しみもがく一方、ディスカウントストアは盛況だ。

ノーベル賞:行動経済学

ノーベル経済学賞の受賞者は、行動経済学の権威リチャード・セイラー教授でした。では、行動経済学とはどんなものでしょうか?ネットで探してみました。以下、要約します。(https://www.businessinsider.jp/post-105760)

「質問:数年前に1本50ドルで買ったワインの価値が、現在500ドルになっている。これを飲んだ場合、いくらの損失になるか?」

ほとんどの人は、損失にはならないと考えるだろう。しかし、行動経済学的に、埋没費用と機会費用の視点から考えると答えは異なってくる。

埋没費用とは、すでに使ってしまった費用のことで、今から何をしても変えようがなく、取り戻すことはできない。数年前に支払った50ドルがこれ。
機会費用は、ある選択を取った場合と他の選択を取った場合を比べた利益。

つまり答えは、機会費用の500ドル。売った場合に手にできたであろう金額が答えになる。

このワインを飲んでしまう人でも、外出先で同じボトルに500ドル支払うことに尻込みするだろう。だが、自分の持っているワインを飲んでも、外で500ドル払って飲んでも経済学的には同じことだ。数年前に50ドルで買ったのだから、得をしていると思いたがるだろうが。

以上です。行動経済学の本には具体的な例がたくさん載せられているものが多く、面白いです。私はまだセイラー教授の本は読んでいないので、これから読んでみようと思います。

『人生を変えるモーニングメソッド』

ハル・エルロッド著 大和書房 1500円+税、231頁

著者は、二十歳の時に交通事故にあい心肺停止状態になりました。しかし、翌年には元の職場に復帰し、営業で素晴らしい成績を上げます。また、自分の事故の経験をもとにし、講演活動、コーチングなどを始め絶頂期を迎えます。しかし、リーマンショックで大きな痛手を受けます。この苦境で彼が考え出したのが本書で述べられている「モーニングメソッド」です。

モーニングメソッドとは、朝起きて、6つのことを行うということです。その6つ方法を簡単にご紹介します。

モーニングメソッドの効果

・朝目覚めのときに、わくわくする
・ストレスが軽減する
・思い込みを乗り越えられる
・体調がよくなる
・生産性が上がる…など。

モーニングメソッドの内容

1.サイレンス=沈黙
無言で座るだけでいい。瞑想、祈り、振り返り、深呼吸、感謝など。沈黙には人生を豊かにする効果がある。

2.アファーメーション=前向きなひとりごと
なりたい自分、達成したいこと、その手段を繰り返し唱える。「私は世界一だ!」モハメド・アリはこの自己肯定のアファーメーションを繰り返し使い実現させた。人生で成功者するもっとも効果的なツールのひとつ。

3.イメージング=心の中のリハーサル
想像力を使って具体的な行動や結果を心の中でイメージする。スポーツ選手がパフォーマンス向上のためによく使う手法。達成したい目標や手に入れたいものを具体的にイメージし、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする。

4.エクササイズ=体を動かす
ストレッチ、散歩、ジョギング、筋トレなど。

5.リーディング=読書
朝10ページ、5ページでいい。1日10ページで1冊200ページの本を18冊読める。(10頁/日×365日÷200頁/冊=18.25冊)

6.ライティング¬=書く
思考を頭から取り出して文字にする。デジタルでも紙でもよい。日記がおすすめ。スマホの無料アプリもある。

実行方法

これらのことを、60分ほどかける人が多いが、これらをそれぞれ1分、合計6分ですることもできる。

継続

継続のためには、10日ずつ3回にわけてする。また、最初が一番むずかしい。まず始めることだ。そして、20日目、30日目を目指す。しかし、最初の一歩が一番難しい。だから、明日始めよう。

いかがでしょうか?モーニングメソッド始められますか? 本書の原題は、『奇跡の朝』、”The Miracle Morning”です。奇跡の朝が、明日の6分からスタートできます。

本書にも書いてあるのですが、モーニングメソッドの6つのことは、著者が考え出したことではありません。どれもが自己啓発でおなじみのものです。広く知られている6つのことをパッケージにして、世に広め、本人は有名になりました。

新商品を作るのは、何も新しいものを作らなくても、既存商品の詰め合わせでできるということです。この点でも仕事のヒントになると思います。

教育化

教育化

日経トップリーダー9月号に『教育化』という特集がありました。製造業はサービス化し、サービス業はより顧客に近づきサービスを進化させている。その先が教育化だといっています。以下、記事を要約してご紹介します。

教育化とは、企業が顧客に何かを教えるという意味だ。あるいは企業が顧客に何かを気づかせるというニュアンスだ。

大和製作所_製麺機メーカー
製麺機を拡販するには顧客であるうどん・そば店に繁盛してもらわないといけないと麺の学校を開設。経営や調理技術を学んだ生徒が製麺機を購入してくれるというモデルを築いた。

スマイルカーブ
「企画、開発、製造、販売、サービス」というプロセスのうち、価値が大きいのは規格とサービスである。製造や販売だけでは儲からなくなってきた。
顧客は、知らなかったことを教えてもらうことで、売買の関係を超えて感謝し、価格のことにはあまりこだわらなくなる。

★企業と顧客の関係は売買だけだと一時的だがサービス化により継続的なものになり、教育化により一体的な関係になる。
★一体的な関係になれば、
・リピート率が高まり、顧客が顧客を連れてくるようになる。
・価格競争から脱却できる。
・社員が能動的に動くようになる。

教育化の例
顧客に似合う服を教えてあげる_エアクローゼット

洋服のレンタル。プロのスタイリストが選んだ服を宅配しレンタルする。同社のサイト上で会員登録すると、一回の配送につき洋服を3着借りられる。服は、サイト上で登録した好みやサイズに合わせてスタイリストが選ぶ。顧客は、借りた服を返す際は服の感想や要望などをコメント欄に書き込む。こうして、利用回数が増えるほど顧客の希望にあった服が届くようになる。

撮る楽しさを売る_サトーカメラ

写真の撮り方を教える。カメラの性能や撮影技術に詳しくない顧客に丁寧に撮り方を教える。地域を絞り、顧客の大半は地元のリピート客である。20~40代の女性が6割を占める。

壁紙の貼り方を教える_フィル

店舗などで毎月50~60回「壁紙の貼り方教室」を開催している。一回に最大でも6組12人限定と少人数にし、2時間程度かける。フィルはネット上で「壁紙屋本舗」を運営、施工業の売上高を超えている。

最適の機種を教える_スギノマシン

機械・工具メーカー。顧客にとって最適な機種を教える機能を搭載したスマートフォン用アプリを開発。操作にかかる時間は約10分。そのまま見積り依頼を出せる。

営業手法を教える_アスクラボ

営業支援システムを販売。高い費用をかけてシステムを開発し、あるいは、購入しても成功しない例が多い。システムでできる部分は3割、7割は人間系の問題だからだ。そこで、研修事業を始めた。損益計算書、貸借対照表の読み方、プレゼンテーション、交渉力、提案書作成などを教える。

教育化の手順

1.顧客の本質的な欲求を考える。
2.顧客の欲求に教育化をあてはめてみる:どうすれば教えるということで欲求を満足できるか検討する。
3.自分たちが「教えられる」ことを考える。
4.「社長と社員の意識」を変える。
5.顧客に「教えられたこと」を生かす。

『シングルタスク一点集中術』

渡デボラ・ザック著 ダイヤモンド社 1500円+税、214頁

同時にいろいろなことをしなければ仕事が片付かない、すべきことをすることができないと思っていませんか?本書は、それは神話であり、事実ではないと言います。つまり、日々の仕事をこなしたいのなら、「いまここに」に完全に集中するしかない、つねに「一つに集中」することが必要であると言います。

本の帯には、一点集中術が、「ハーバード、スタンフォード、MIT脳科学、心理学の最新研究からわかった超シンプルなのに超効果的な脅威の方法」であり、「すべてが超効率化する」とあります。日々忙しい皆様に、本書をつまみ読みしてみます。

マルチタスク

マルチタスクなどはそもそも存在しない
タスクからタスクにスイッチしているだけだ。脳は1度に2つ以上のことに集中できない。これは、つまり気を散らしているということだ。

同時にできるタスク
とはいっても、ほぼ自動的にできるタスクは同時にすることができる。音楽を聴く、ごく簡単な手作業をするなどである。

マルチタスクは気が散る
気が散ると状況の変化に対応する柔軟性が低下する。

同時に複雑な作業
脳の中の同じ部位、前頭前野の取り合いが生じる。

マルチタスクを続けていると「コルチゾール」が分泌され、脳機能が低下する。

シングルタスク

一点集中の作業を続ける⇒「強いエネルギー」と「鋭い集中力」が生まれる。

変化のテクニック

★パーキングロット:会議中に本筋から離れた問題が出てきたら、それをホワイトボードに記録して、後から話し合う。
★何かの作業中に、ほかのことについてのアイデアがでてきたら、メモする。自分だけのパーキングロットを作る。書き留めるだけで気が散らなくなる
★スマートフォンを分離する:スマホを見ないですませる自分のためのルールを作る。
★ストップウオッチを使う:時間を区切るときにはスマホではなくストップウオッチを使う。スマホを使うとついスマホの他の機能を見てしまうからだ。
★邪魔者を防ぐフェンスを作る:電話、メール受信など音が鳴る物はすべてミュートにする。
★急ぐ仕事をしているときの電話:時間があまりないことを先方にまず言う。そうすれば、その電話に集中できる。
★雑談が長い相手:「今身動きがとれない」とはっきり告げる。
★仕事の時間を細かく決める:この時刻まではこの仕事をすると決め、タイマーを使う。
★シングルタスクで仕事をするため、朝いちばんに仕事の段取りを決める。
★メールの削除、送信は、1日に3回の時間をあてて、集中してする。
★メールのラリーを減らす:返信不要などと書く。
★類似タスクをまとめて片づける。
★1日2回「空白タイム」を作る:現実にアポが入っていると考え、アポを入れない。
★食事の時には食事だけに集中する。

いかがでしょうか?みなさんも、一度にいろいろなことをついしてしまっているのではないでしょうか?私もマルチタスクに取りつかれています。シングルタスクを心がけます。

成功する5つの特性

社長脳


日経トップリーダー7月号に「『社長脳』を呼び覚ます」という特集がありました。「日常業務に気を取られ、事業に対する情熱を失っていないだろうか。本特集ではトップがワクワクする力『社長脳』の呼び覚まし方を紹介する」と始まっています。この特集では、うまくいかない理由として、社員の頑張りが足らないからとか、優秀な社員がいないからとか、市場調査や研究開発費にお金をかけられないからとか、答える経営者がいる。しかし、本当の理由は、経営者がなんとしてでも「やりたい」と思っていないことにあるかもしれないと言っているのです。

気になった経営者のことばを紹介します。

★藤田田:日本マクドナルド創業者
「ちょっとでも客足が途絶えて暇になると大変でしたよ。だって、社長がエプロンを着けたまま外に出て、店の前を通りすぎようとする人に『どうして入らないの?』と尋ねるんですから」

★飯田亮:セコム取締役最高顧問
「毎日何十回と言い続けないと、ビジョンは浸透しない。経営者は大変だよ。書いたもので浸透させようとか、そんな無精なことでは絶対無理。目と目を合わせて言うしかない。おれはこれまで100万回しゃべってきた。誇張じゃない。本当に100万回だ」

★稲盛和夫:京セラ名誉会長
「それが製造現場なら、率直、謙虚な目ですみずみまで見直してみることがたいせつなのです。すると神の声が聞こえてくる。現場や製品のほうから、『こうしたらどうだ』と解決のヒントをささやきかけてくることがあるのです。私はこれを『製品の語りかける声に耳を傾ける』と言っています。

成功する5つの特性


ネットに面白い記事を見つけました。「Googleが発見した、最も成功しているチームに共通する5つの特性」です。
(https://www.lifehacker.jp/2017/08/170817_successteam_5traits.html 20170817)
この調査をはじめる前、Googleの経営陣は、最高のチームをつくるということは、最高の人材を集めることであると信じていました。しかし、調査の結果、まったく間違いであることがわかったのです。

チームを成功させる要因が何なのかを特定できないでいた研究グループは「集団規範」をテーマとした研究を調べてみることにした。集団規範とは、チームがどのように機能するのかを規定する不文律、慣習、行動基準のことである。その結果、次の5項目が重要であることが分かった。

1. 信頼性:チームメンバーは、基準をクリアする品質の仕事を、決められた時間内に終わらせることができる。
2. 構造と透明性:チームメンバーは、明確な役割、計画、目標を持っている。
3. 意味:チームメンバーは、仕事に個人的な意義を感じている。
4. 影響:チームメンバーは、自分たちの仕事には大きな意味があり、社会全体の利益にプラスの影響を与えると信じている。
5. 心理的安全性:多くの人が、無能な人間に見られるのを恐れて、会議の場で質問をしたり、アイデアを提示することを躊躇する。職場における自分の言動や行動が、逐一監視され、批判の対象となるように感じているのだとしたら、安全性を感じることはできない。

当てはまるところ、当てはまらないところ、自社について考えてみましょう。

『1冊20分読まずに「わかる!」すごい読書術』

渡邊康弘著 サンマーク出版 1400円+税、214頁

本を読みたいけれどもなかなか読めない。読む時間がない。ビジネス書を少しでも読めればだいぶ変わってくるとは思うが時間がない。分厚い本には、内容がしっかり入っていそうだが、買っても読めないだろう。こんな感じで本に手が出ない方も大勢いらっしゃると思います。

著者は、なんと20歳の時までほとんど本を読むことができなかったそうです。薄い本でも1か月、分厚い本なら半年から1年かかっていました。本を読めるようになったのは、ある思い込みから抜け出ることができたからです。

その思い込みとは「本ははじめのページの1行目から、最終ページの最終行まで読まないといけない」ということです。この思い込みが間違っているという気づきから著者は、自分で読書法を考え、世の中に広げていきます。短時間で本の内容を理解でき記憶できるという読書法はレゾナンスリーディングといいます。本書はその読書法を説明したものです。

以下、本書から、この読書法の宣伝文句のようなものを少し紹介します。それを読んで、読書法について興味を持たれたら、ご自分で読んでみてください。

★レゾナンスリーディングは訓練なしでできる。

★ジャンルを問わない:ビジネス書、小説、専門書など文書であれば何でも使える。

★読書の主役は本や著者ではなく、読者である:読者が読書の目的を達成するために、読みたいところを見つけて読む。

★読書が苦手な人の共通点:一字一句精確に理解し、覚えていることが読書と思い込んでいる。一字一句理解するまでつぎにすすめないから、時間がかかる。また、速く文字を追えるけれど、頭に残った感じがしない。頭に残った感じがしないので、読んだところを何度も読み直してしまうということもある。一字一句理解しなくてもいいし、本書の方法に従えば、読書の記憶を簡単に呼び戻すことができる。

★読書は一回で終わらなくてもよい:まず全体像をつかんでから、部分に入る。

★「20分で読む」としたのは、人の集中力は20分しか持たないからだ。

★三幕:本を三幕、三段階に分けて理解する。物語にすることで理解が容易になる。

★目的:その本を読む目的を書く。目的を書くことによって内容を把握する力が増える。

★アウトプット:レゾナンスリーディングにはアウトプットがある。レゾナンスマップという一枚の紙だが、これを見るだけで読んだことがよみがえり、つぎの行動のヒントが見える。また、この紙を写メしてSNSに載せたり、ブログで紹介したり、人に見せたりすることができる。そうすることで記憶が定着する。

★行動計画:読んだ本から得た気づきやアイデアを使って、レゾナンスマップの中に、3段階に分けた行動計画を書く。3段階とは、たとえば、「1週間」、「3か月」「1~3年」である。

★ランチ時間:20分で1冊読めるのでランチ時間に読むことができる。

★慣れるまでは?:1冊読んだだけで効果を実感する人もいるが、平均2~4冊ぐらいで変化を感じ、10冊以内でこの読書法に慣れる。

売り方を変える10の発想

ベティスミス


ベティスミスは、倉敷のジーンズメーカーです。日経トップリーダー6月号で市場縮小に対抗した例として記事が特集されていました。簡単にご紹介します。

売り方を変える10の発想

1.顧客の小さな声を見逃さない
オーダージーンズは、50代男性から「特注品を作ってほしい」と頼まれたところから始まった
2.少人数で実績をつくって周囲を巻き込む
社内の反対を避けるため、量販店への販路開拓は3人だけで始め、製造は外注した
3.変わり癖をつける
変革事例を社員に伝達
4.既成概念に固まった販路は避ける
販路開拓の際「これがうちのやり方だから」という言葉が相手から出てきたら、積極的なアプローチをやめる
5.異業種の販売手法を応用する
セミオーダージーンズで、ボタンなどをお客様が自由に選べる方式は「セルフうどん」をヒントにした
6.販売形態が似た業種に売り込む
オーダージーンズを仕立て紳士服店で受け付ける仕組みが広がったのは、販売形態が似ていたから
7.新業態との連携を模索する
売り方を模索している新業態を狙う
8.業界の「できない理由」を疑う
「デザイン性や遊び心が強すぎて量が出ない」という理由でバイヤーが買わない商品を直販店で売って実績をつける
9.失敗しても致命傷にならない手を打つ
量販店から撤退するときにコスト削減を実施しリスクを回避した
10.差異化だけが生き残るすべと心に刻む
トップが差異化のために自ら立って歩き、遠くの物を取りに行く

黒歴史トリオ


日清食品のホームページに面白いものがあります。過去に大失敗した3つの商品を復活させ、大々的に売り出しているのです。
ホームページを見るとこうなっています。

サマーヌードル
レモングラスよりも先に来日!?ナウすぎたニューカマー
どん兵衛だし天茶うどん
お茶ブームに乗り切れなかった!!悲しきスピードスター
熱帯U.F.O.
勢いだけは人一倍!!暑苦しい大型ルーキー

作りが面白いので見るだけでも価値があります。ぜひご覧ください。私などは、このホームページを見ると食べたくなってしまいます。

「黒歴史トリオ」を取り上げたのは、皆様に、過去売れた商品、売れなかった商品で現在は販売していないものがあるかどうか、販売は可能かどうか考えていただきたかったからです。また、過去に売り出そうとしたが、なんらかの事情で販売に至らなかった物も、再度販売できるかどうか検討してください。

お客様についても同じです。過去お取引があったが何らかの事情で現在は取引していないお客様と再度取引ができるかどうか、検討してみてください。新商品の開発、新規顧客の開拓はいずれも難しいものですが、過去の自社の事例をもとにすると、まったく新しい商品を作ったり、まったくご新規のお客様を開拓するよりはずいぶん楽だと思います。

『頭がよくなる眠り方』

菅原洋平著 あさ出版 1300円+税、214頁
眠るということがしばらく前から話題になっています。テレビ、雑誌でも特集が組まれていますし、眠りに関する本も多数出版されています。睡眠不足だと認知症やガンになりやすいという話もあります。どうも睡眠が元気の素のようです。そこで今回は眠り方について書かれた本書を簡単にご紹介します。
以下概略

睡眠不足の弊害

・ストレスを感じやすくなる
・ケアレスミスが起こる
・文字が頭に入らない
・話を聞いているときに別のことを考えてしまう
・些細なことにびくびくする

2つのNG

・ベッドの上で何かする:ベッドの上で読書をすると、脳はベッドを読書する場所だと記憶し、読書に必要な部位を働かせようとする。つまり睡眠の質が低下する。
・就寝前にうとうとする:目覚めている間、脳には睡眠物質がたまる。睡眠物質が充満しているほど深い睡眠が出現する。うとうとすることはこの睡眠物質を放出してしまうことで、睡眠の質を低下させる。

4-6-11睡眠の法則

・起床4時間以内に光を浴び、6時間後に仮眠、11時間後に姿勢を正す
・起床4時間以内:光で1日のリズムをスタートさせることができる限度が起床4時間後。起床直後が最も望ましい。脳に光が届いたらその16時間後に眠くなる。
・6時間後に仮眠:脳は、起床から8時間ごと22時間後に働きが悪くなる。そこで働きが悪くなる前、つまり6時間後に10分~20分の仮眠を取る。目を閉じるだけでもいい。
・11時間後に姿勢を正す:この時間帯に深部体温、つまり内臓の温度を上げると深い睡眠を得られる。夕方体を動かすとよい。

朝に光を浴びる、昼は仮眠する

夕方に体温を上げるという3つの行動をすべて実行する必要はなく、どれか1つもっともやりやすいことをすればよい。

睡眠の質を確保する簡単な方法

・耳から上を冷やす:保冷剤や、冷凍庫に入れておいたタオルを枕の上半分のところに置くなどする。このとき耳から下を冷やさないようにする。
・足首を温める:レッグウオーマーなどを使う。足先は出しておく。シャワーの終わりに10秒ずつくるぶしにお湯をあてる。
・首と仙骨(骨盤の真ん中にある逆三角形の骨)を温める:副交感神経の活動を促進させる。また、仙骨を温めることによって尿の作りすぎを防ぐことができる。終身30分前を目安に温める。レンジでチンするホットパックや湯たんぽを使うと温まりやすい。

以上簡単に内容をご紹介しました。いかがでしょうか?より深い睡眠を得るために何かしてみようかという気になったでしょうか?
ここでは取り上げませんでしたが、お酒は、睡眠にはよくないということになっているようです。眠りが浅くなる、早く目が覚めるなどの弊害があります。
自分の睡眠の質を計測するためのスマートフォンのアプリも無料で複数あります。Sleep Cycle alarm clock、Sleep Meisterなどがあります。アラームを一定の範囲で設定しておくと、その中で眠りの浅い時に起こしてくれます。自分の眠りの質がわかって面白いです。1度試してみたらいかがでしょうか?

内発的動機付け、外発的動機付け

やる気

内発的動機付け、外発的動機付けということば。
初めて目にする方も多いと思いますので、少し説明してみます。(Wikipedia等による)

内発的動機付け

自分の好奇心や関心によってもたらされる動機付けであり、賞罰に依存しない。特に幼児期によく見られる動機付けである。たとえばある子供がTVゲームに熱中しているとき、その子供は賞罰による動機付けによってではなく、ただ単にゲームが楽しいからという動機によりそれに熱中する。これが内発的な動機付けである。

外発的動機付け

義務、賞罰、強制などによってもたらされる動機付けである。内発的な動機付けに基づいた行動はその行動そのものが目的であるが、外発的動機付けに基づいた行動は何らかの目的を達成するためのものである。たとえばテストで高得点を取るためにする勉強や、昇給を目指して仕事を頑張る場合などがそれにあたる。

両者には次のような違いがある

内発的動機付け
・前提としてその領域に対して強い関心・好奇心が必要となる
・効果は長期的・外発的動機付けに比べると実施方法が明確ではない
・創造的な領域に関して効果を発揮しやすい

外発的動機付け
内発的動機づけの前提となる強い関心・好奇心がない領域に関しても有効に働く
・効果は短期的
・実施方法がシンプルでわかりやすい
・いわゆるアメとムチ

いかがでしょうか?近年、内発的動機付けの重要性が注目され、アメとムチだけではうまくいかないことが多いなどと言われています。また、内発的動機付けがあるところに「アメ」を出して失敗する例もあるようです。

仕事ができる!ビジネスメール

Eメールが仕事上欠かせなくなってきた方も多いと思います。そこで、「仕事がデキると思うビジネスメールの特徴TOP5」(フレッシャーズ編集部)という記事を簡単に紹介します。社会人男女255人を対象にした調査の結果です。このタイトル、「わかりやすいメールの書き方」と変えてもよいと思います。
(http://news.livedoor.com/topics/detail/13141730/)

「この人は仕事がデキる」と思うビジネスメールの特徴は何か?

第1位 文章が簡潔 (38.8%)
第2位 返信が早い (32.2%)
第3位 ムダなやりとりを減らす工夫をしている(9.0%)
第4位 文章に気遣いが感じられる (9.0%)
第5位 件名がわかりやすい (7.5%)

●第1位 文章が簡潔
・長い文章は読む気がうせるし、要点がわからないともう一度聞かなければいけない
・簡潔なメールほど仕事の生産性に貢献する
・受け取り手の立場になって文章を書いてくれる人は、仕事がデキる

●第2位 返信が早い
・要点を押さえて早い返信をしてもらえると、工夫しているなと感じるから

●第3位 ムダなやりとりを減らす工夫をしている
・無駄なやり取りを省くことによって、仕事も捗るだろうから

いかがですか?簡潔さと返信のスピードが圧倒的要因ですね。私も、この二つに特に注意してメールを書いていきたいと思います。第3位ムダなやり取りを減らすについては、相手のメールの内容を適宜引用することも大事でしょう。

『やめられない!ぐらいスゴイ続ける技術』

菅原洋平著 KADOKAWA 1300円+税、214頁
本書は、何かを継続する能力を高める方法について書いてあります。著者はリハビリテーションの専門職である作業療法士です。その人がなぜこんな本を書いているかというと、「一度失った能力を取り戻すリハビリテーションの技術は、今のあなたの力をもう一段階高めることにそのまま応用できる」からだそうです。

継続するために脳は次の5つの仕組みを持っています。
①望まない行動をやめる
②自分で行動を決める
③体の動きを自動化する
④続けているときの体の反応に注意する
⑤続ける行動を検索できることばをつくる。

この中から、「②自分で行動を決める」について簡単にご紹介します。
外からご褒美でつることを外発的動機付け、自分の内面からやりたい気持ちが湧き出てくることを内発的動機付けという。内発的動機のほうがうまくいき、長続きする。自分で決めたことなら失敗しないし、長続きしやすいからだ。しかし、自分で決めることに人は慣れていない。そこで、慣れるための方法を試してほしい。

1.朝イチで決める
起床から2時間は脳が最も行動を選びやすい時間帯。そこで朝目覚めてすぐ行動を決断する。今日やることや、どちらの案を採用するかなどの決断をする。

2.朝日記を書く
夜日記を書くと反省が多くなってしまう。反省で書かれることは事実より感情。感情をいくら書いても状況は改善しない。就寝前の脳は雑多なことでいっぱいだ。それが睡眠によって整理される。朝日記を書くのは、あなたの脳が重要だと判断したことだ。

3.外食のとき注文を10秒で決める
自己選択に踏み切れない理由が「失敗」の怖さ。失敗してもそれほど大きな損害にならないことから「自己選択ぐせ」をつけてみよう。たとえば、外食のときメニューを見て10秒以内に注文を決める

4.食べる順番を変える
好きなものを先に食べていたら、後に食べるようにする。後に食べていたら先に食べるようにする。自動的な行動をあらためて自分で行動を選択するようにする。「そんなのはナシ」と思っていたことを意図的に「アリ」にする

5.月に1日だけ22時前に就寝する
これも自動化された行動に変化を与えること。これはかなり強いインパクトがあり、実際に試すと、これがきっかけになって自動的に行っていた行動を選択しなおす人が多い。

6.歯磨きを反対側からする
体が自動的に行っている動作を変えてみることでも、脳は自己選択を経験できる。歯磨きやメイクなど、上手にできないと成立しない作業を選んで、はじめの動作を変えてみよう。脳はその作業がうまくいくように一生懸命工夫する

7.好きなことについていっぱいしゃべる
私たちはつい、嫌いなことや腹が立った出来事についていっぱい話してしまいがちだ。これは大抵、他人に決められた行動がほとんど。あなたが残したい記憶、内発的動機付けによる興味について積極的に人に話してみよう。そうすることで、自分の脳に自分は内発的動機付けをもとに行動しているのだと言い聞かせる。自分で行動を選ぶことに慣れていく。

ここで紹介されている自分で決めることになれる方法、どれも簡単でほぼリスクがありません。できることから始めてみましょう。

お客様は何が欲しい?

お客様は何が欲しい?

お客様が何を欲しがっているのかを知るには実験が必要です。そうしなければ、お客様のニーズは決してわからない。

「ベンチャーが成功するのは、多くの場合、予想もしなかったマーケットで予想もしなかったお客様が、予想もしなかった製品やサービスを、予想もしなかった目的のために買ってくれる時だ。お客様が何を欲しがっているのかは、市場調査などではわからない。最初のコピー機が現れるまでオフィス用のコピー機が必要になるとは考えられなかったし、3Mは、工業用に開発したスコッチテープが家庭や事務所で使われるとは考えていなかった。」

こう言っているのは経営学者として有名なドラッカーです。ごくごく簡単に言い切ってしまうと、売れるか売れないかは売ってみないとわからないということでしょう。ドラッカーは、さらにこう言っています。

「なじみのない人たちに無料のサンプルを提供し、彼らがそれをいかに使うかを調べなければならない。彼らを顧客にするには製品やサービスをいかに変えるべきかを調べなければならない。・・・最大の危険は、製品やサービスが何であり、何であるべきか、いかに買われ、何のために使われるのかについて、客よりも知っていると思い込むことである。」

売れないと決めつけないで、何か新しいものを売ってみよう。売れるか売れないのかはわからないから初めは実験が必要だ。実験だから、コストを抑え、リスクの最小化を目指そう。ドラッカーはそう言っているのだと思います。(『イノベーションと企業家精神』第15章)

水産業界に新風

2013年にフーディソンという会社が誕生しました。マスコミで取り上げられることが多いようなのでご存知の方も多いかと思います。一言で言えば水産会社です。そのミッションは「世界の食をもっと楽しく」であり、まずはその第一歩として水産分野をターゲットに事業運営を行っています。

水産業というのは長期的に低落傾向のある業界です。国民1人1日当たりの摂取量を見ると平成7年魚介類96.9g肉類82.3gだったのが、平成21年には魚介類74.2g肉類82.9gとなっており、魚介類と肉類の地位が逆転しています(水産庁)。また、消費される魚介類の種類も変化しています。家庭での魚種別の鮮魚購入数量をみると、昭和40年にはアジ、イカ、サバが上位3種類を占めていましたが、平成22年は、サケ、イカ、マグロへと変化しています。一尾物の購入が減少し、切り身、刺身、干物が増加しているのです。

同社は、ITを駆使して全国の飲食店に魚を販売しています。もとより水産物は自然に左右されやすく、データ化がしにくい商材です。良くも悪くも、IT化の波を受けにくかったので同社は先駆者となることができました。

小売りの業態としてはお洒落な内外観の店舗で鮮度抜群の海鮮を販売する魚屋「サカナバッカ」を展開していましたが、さらに、丸魚専門店「おかしらや」という小規模店を展開拡大しています。店舗面積はわずか5坪です。リスクを抑えていることがわかります。

「おかしらや」は、小さく始めるという点で、前項のドラッカーの言っていることと一致しているように思います。自社でも何か小さく始められることはないでしょうか?

『トコトン使って売上を上げる!LINE@活用術』

斎藤元有輝著 
セルバ出版 1600円+税、182頁

スマホでラインを使っていらっしゃる方も大勢いらっしゃると思います。また、ラインでクーポンなどをゲットして利用されたこともあるかもしれません。本書は売る立場からラインでの売上アップを提案します。

著者は、個人を顧客とするビジネスであればどんな業種でも成果が出ると言っています。たとえば、飲食店、美容室、治療院、エステ、ネイル、スーパーなどです。また、法人向けだと、少し工夫が必要ですが、すでにブログやメルマガ、セミナーなどをしている場合には相乗効果が簡単に上がるといいます。今回は、本書の内容をかいつまんでお届けします。

以下本書から
もし、あなたが個人のお客様を対象にしてビジネスをしているなら、できるだけ早くLINE@を始めることをおすすめする。なぜなら、今一番成果が出やすいからだ。LINE@ユーザーは大勢いるが、商用に利用しているところが少ない。ユーザーは7,000万人近くいる。これがfacebookだと2,500万人くらい。ということでLINE@が圧倒的に有利だ。

LINE@の特徴は、
・一斉配信できる
・クーポンが発行できる
・クーポンの効果を計測できる
・ショップカード機能がある
・スマホ対応のホームページを持てる
・一定の使用量までは無料で使える

使い方は、一斉配信を利用して特典を告知し誘客する。顧客からの予約の受付に使うなど。

以下は成功例。
★岩盤浴サロン「さらさら」(倉敷)
同社のLINEは友達数3,000人ほど。
これは全国岩盤浴施設の中で堂々2位の友達数。倉敷市でも全業種でトップクラス。夏場になると客数が減って困っていたが、「無料で使えるなら」と軽い気持ちでLINE@を始めた。しばらくして友達数を確認すると500人を超えていた。少しは反応があるかもしれないと思い、LINE@でクーポンを一斉配信したところ、3日で30人が来店した。現在は1度送ると100人くらい来店してくれる。友達を増やすのは、スマホホームページにLINE@の友達追加ボタンを張り付けているだけ。

★エステサロン(神戸)
店主の山岡さんは、お客様とLINEでやりとりすることが増えてきたのでお店用のLINE@を始めた。現在では予約の8割がLINE経由。施術中に電話に出ることが激減した。お客様へのフォローもLINE@を使っている。ブログをよく見てもらえるようになって反応が増えた。

★治療院
一人でやっている治療院でLINE@の友達が500人を超えている。1人治療院としては全国でもトップクラス。友達が少ないときには目立った効果はなかったが、300人になった頃から一気に成果が出始めた。予約の相談が毎日のように入りだした。

運用方法
★配信頻度:月1~4回
★友達:一人でしている場合、1か月で100人がとりあえずの目標
登録の特典が必要:登録したほうがいいと思ってもらうため。
以上本書から。

LINE、自社で使えそうでしょうか?

あつらえ・さしいれ

あつらえ・さしいれ

未来食堂にはイノベーションがいっぱいです。たった一人の企業でもイノベーションをいっぱいできるのです。「あつらえ」と「差し入れ」も未来食堂が行っているイノベーションです。

“あつらえ”

夜のゆっくりした時間帯に、お客様の希望する材料を用い、お客様の希望する料理法で料理する400円の小鉢です。流れはこんな感じです。

1.冷蔵庫の中身を書いた紙をお客様に渡す。
2・お客様は、それを見て希望する材料や、要望を伝える。
3.店主が作る。

この“あつらえ”によって、店とお客様に濃厚なコミュニケーションが生まれます。とは言ってもあつらえをお客様が頼みやすくする工夫が必要です。それは、

1.価格を明確化⇒400円
2.選択肢に制約⇒材料2点まで
3.小鉢限定
4.選択肢の可視化⇒冷蔵庫の中身リスト
5.ビジュアルで説明⇒あつらえの流れをマンガで説明
6.過去の事例を掲示

“さしいれ”

「自分が飲みたいものは何でも持ち込みOK。ただし半分は店に寄付」がさしいれのルールです。ビールが2本飲みたかったら4本持ってきて2本を寄付するのです。寄付された2本は誰が飲んでもよいのです。

 さて、“あつらえ”と“さしいれ”をご紹介しました。このふたつ、それぞれどんなメリットとデメリットがあるでしょうか。少し考えてみてください。自社ではどんなことができるでしょうか?

施工場所限定

近代ホームは横浜市の注文住宅メーカー、従業員約20名の会社です。この会社では車で1時間圏内に絞って住宅を施工しています。施工場所を限定しているのは、性能にこだわった「百年健康住宅」の良さを伝えるにはお客と接する密度頻度を高めるためです。日経トップリーダー3月号「特集『顧客感度』のいい会社 施主に家への思いをスピーチしてもらう」から、お客様とどのように接しているのかについて内容を要約してお伝えします。

・年末のあいさつ
20人の社員が総出で600軒の家に一軒ずつ挨拶して回る。建築から数十年たった家にも「お変わりありませんか」と声をかける。

・新春交流会
近代ホームで家を建てたお客と、社員や職人たちが一緒に餅つきをし、酒を酌み交わす。近代ホームで家を建てることを検討中の人も1割いる。

・着工式
①近代ホームの担当者が職人たちに施主とその家族を紹介する
②職人が一人ずつ施主に自己紹介する
③施主が「どんな思いでどのような家を作りたいか」スピーチする。

・社長が社員や職人に「お客様の心の声までしっかり聞いてほしい」と社員や職人に伝え続けている。

このようにエリアを限定し、お客様と接する密度を高めることによって新規受注はほぼ口コミによってまかなっている。狭いエリアで家を建てれば、家の仕上がりや施工時の評判などはすぐに口コミで伝わるからだ。「建てた家そのものが宣伝となり、そこに住む人自身が営業担当になってくれる」のだ。

いかがでしょうか。営業範囲を狭くすること、自社の場合にはプラスでしょうか、マイナスでしょうか?できるでしょうか?

『ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由』

小林せかい著 
太田出版 1400円+税、225頁

著者は、客席12席の定食屋「未来食堂」のご主人です。そんな人がなぜ本を出版しているのでしょうか。この本の「はじめに」にもそのようなことが書いてあります。「はじめまして。私は未来食堂の店主、小林せかいと申します。未来食堂は神保町にあるカウンター12席だけの小さな定食屋。『そんな小さな定食屋がどうして本を書いているの?』と不思議に思われた方もいらっしゃるかもしれません」

本を出している理由は、未来食堂にはいろいろな新しいシステムが取り入れられているからです。そして成功しています。ここではその新しいシステムのいくつかをご紹介します。

ただめし(まかない)

理由のひとつは、「ただめし」を食べさせるから。「ただめし」といっても「ただ」ではない。「ただ働き」と交換だ。「まかない」という名前で呼ばれるシステム。50分お手伝いをすると1食900円のランチ券をもらえる。

「まかない」をするのは、どんな人か。条件は「1度以上お客様として来店していただいた方」。料理の経験とか飲食店での経験は問わない。中学生から60代の方までくる。この状態で価値を生み出す。

これは修業時代の経験から来ている。これだと思う定食屋に飛び込み、オーナーに直談判「自分で定食屋を開きたいんです。無給でいいから3カ月だけ働かせてください」でも、その答えは「たった3カ月だけだったら教える方がしんどいから」何度も何度もそうやって断られた。そのたびに「やる気がある若者がやってきて無給でもいいから働くといっているのに、その労働力を有効活用できないのは、何か構造的な欠陥があるに違いない。3カ月、1か月、1日、いやいや1時間の参加であっても、プラスになることは絶対できるはずだ。

ということで、超短時間で働いてもらえるシステムを作ってしまったのです。人材不足を解消するひとつの手段として、短時間戦力化というのは魅力的だと思います。以下、システムのいくつかをまとめてみます。

・まかないマニュアル
事前にガイドを配布し目を通してもらう。ガイドはネットで誰でも見られるようにしている。

・ぱっと見てわかるようにする
説明しやすいように種類を限定する。メニューは1種類。お皿の種類も少ない。ボウルは大中小しかない。消毒用アルコールと洗剤の容器の色を変える。「×××と書いてあるけれど本当は△△△だから」というような入れ物と中身が違うようなことはしない。

・保存用タッパー
1種類。修行先のひとつである老舗仕出し屋で床磨きや洗い物をしていたときのこと。その店ではタッパーを100均などで買い足すため、タッパーの種類がバラバラだった。嵩張るし、合う蓋を見つけるのも一苦労。未来食堂ではタッパーは1種類で40個ほど。省スペースかつ効率的。

・やりたいことを聞く
「今日したいことはあるか」と最初に聞き、それに近いことをしてもらうようにしている。

いかがでしょうか?楽しめて役に立つ本だと思います。どうぞ書店で本を開いてみてください。

イノベーション

求人

求人に困っている企業がいっぱいあります。求人方法について概観してみます。まず、求人をするには、一般的に次のようなものを活用します。ハローワーク、大学や専門学校、求人媒体、人材紹介、人材派遣、SNS、知人の紹介、張り紙、チラシなどです。応募があってもなかなかいい人が来ないという話もあります。採用にあたって試用期間の設定は必須でしょう。

★ハローワーク:無料

・Webサイトでも公開可能
・条件によっては助成金が出る場合もある

★大学や専門学校:無料

・大学の就職課などの担当部署に問い合わせ

★求人媒体(ネット、紙):有料

・ネット:マイナビ・リクナビ・@type・DODAなど
・紙媒体:新聞の求人広告欄や折込チラシ、求人情報誌など

★人材紹介:有料

・料金は成果報酬型
紹介された人材を採用したときに料金が発生、採用した人材の年収の20%~35%が相場

★人材派遣

・一般派遣…一定期間だけ就業する
・紹介予定派遣…社員としての雇用を予定

★SNS:無料
★知人の紹介:無料

友人、従業員の友人、親類、お客様、取引先などの

★張り紙:無料

会社の壁などに張り紙する
他にもいろいろな方法があるかもしれません。あきらめずに募集を続けることが大事だと思います。

イノベーション

会社では、新しいことが必要です。難しいことではありません。営業の方法であれ、定例会議の運用方法であれ、帳簿の呼び方の変更であれ、すべての新しいことがイノベーションです。ちょっとでも新しいことをイノベーションと呼びましょう。きっと、会社が少し良くなったような、若くなったような気がします。小さな新しいことを少しずつ積み重ねて、新しいことをするのに慣れていきましょう。

小さなイノベーションの例

自家製麺伊藤というラーメンの名店があります。ミシュランガイドにも載りました。この名店の新商品が「中華そば小」という素ラーメンです。麺とスープにネギを加えただけのものです。このイノベーション、コストはたぶんほとんどゼロでしょう。それで新商品です。

「小さな会社の稼ぐ技術」に人形屋さんの例が紹介されています。「人形のごとう」といいます。ここでは、お客さんから渡された顔写真をもとに、その顔そっくりの博多人形を作るということを始めました。この「博多そっくり人形」は、「人形のごとう」で一番売れている商品になりました。完全注文生産ですから、リスクはほとんどないと言っていいでしょう。

同じく弁当屋さんの例では、来店客にお茶を出すということが載っています。お客さんもびっくりのイノベーションですが、リスクはしれたものでしょう。お茶とお茶を出す手間くらいです。何か小さな新しいことを見つけて始めてみましょう。お金のリスクをかけないでもいいことがきっとあります。

『小さな会社の稼ぐ技術』

栢野克己著 日経BP社 1600円+税、286頁

著者は、中小企業専門コンサルタント、セミナー講師として、また豊かな個性の持ち主として有名な方です。本書の特徴は、中小零細企業の実例がいっぱい出てくることです。詳細なものが、ケーススタディとして3社。弁当屋、中古工作機械販売、保険代理業の経営者の体験が記載されています。そして、焦点を絞った短いものが50ほどあります。事例の中に、稼ぐ原則を溶け込ませて解説してあるので、わかりやすく面白く読むことができます。また、事例が多いので、初めからページを追って読むだけでなく、ぱらぱらとめくって開いたところを読むだけでも役立つし楽しめます。本項の最後に掲載されている商売を載せておきます。

繁盛しているお弁当屋さんはどんなことをしたでしょうか?

全部は書ききれませんので、一部ご紹介します。
・アンケート:なんでうちに来てくれるんですか⇒「今日のご飯はお弁当」を決めているのは8割が主婦⇒ニューズレターも店づくりもチラシも主婦向け。アンケート用紙ではなく社長が直接お客さんに聞く「いつも来ていただけるのはなぜですか?」、「ほかによく行く店はどこですか?」

・チラシ:FC本部のチラシに、手書きの手紙「忙しい奥様に」をプラスして、3~4回ポスティング

・お客さんとイベント:釣り、カブトムシ採集、ホタル見物、ランニングサークル、一泊旅行

・人材:いい対応をするお客さんをスカウトする

・来店客にお茶を出す、雨の日にはタオルを出す

・飛び込み営業、法人営業をする

・人がやっていていいと思ったことをとりあえずパクル⇒ほか弁新聞、手書きハガキ

・お客にお礼ハガキを書く

・お客を名前で呼ぶ

・顧客名簿を作る

・たまにご機嫌伺いの電話をする

・店頭にスタッフの自己紹介ポスターを貼る

他の例も少し紹介します。

★ラーメン店:・博多ラーメンの大繁盛店、店は殺風景、まずい、接客最低⇒「いらっしゃいませ」、「ありがとうございます」もない。・なぜ繁盛⇒客は短気で荒くれ者、「サービスいらん、安いものを早く」⇒早く茹で上がるよう細麺、のびやすいので、替え玉⇒自分の客が誰かをこの店は知っている

★アパレル通販:チラシがださい。商品、モデル、字のフォント、色使いが野暮ったい⇒戦略:ダサい商品をダサい地域の、ダサい客層に、ダサいチラシで売る

★リフォーム屋:広告のキャッチフレーズ⇒「近いから、悪いことはできない○○リフォーム」←社長がお客さんに自社を選んだ理由を聞いたことから

本書に記載されている商売の例:手作り石鹸キットの販売、うどん屋、人形屋、せんべい屋、化粧品通販、ロゴマーク専門のデザイナー、串揚げ専門店、唐揚げ弁当の持ち帰り専門店、日報特化コンサルタント、葬儀場専門派遣会社、畳張替え、レコード販売店、英会話教室、新築住宅クレーム処理代行業、エステサロン、飲食店、居酒屋、工務店、ラーメン店、パソコン教室、生命保険、「自分でできる防音」販売、日本酒メーカー、水道工事店、不動産屋など。

1 2 3 »

アクセス

〒700-0814
岡山市北区天神町10-8
岡山東税務署徒歩2分
TEL 086-226-1418
FAX 086-226-1458
sawane@sawane.com

澤根哲郎著作一覧

税理士活動エリア

岡山市北区
岡山市南区
岡山市東区
岡山市中区
岡山県倉敷市
岡山県玉野市
岡山県総社市

その他岡山県下から全国各地まで
ご相談に応じて対応いたします。

月刊サワネ倉庫

お問い合わせ

岡山税理士
PAGETOP
Copyright © 澤根哲郎税理士事務所 All Rights Reserved.