澤根の本棚 不変のマーケティン 神田昌典著 フォレスト出版 1728円 293頁 著者は有名な経営コンサルタントで、かつ経営者。 本書は、彼が有名になるきっかけとなった 顧客獲得実践会で生まれたノウハウが明かされています。 すばらしいものがいっぱいあるのですが、少ししか紹介できません。 ★社長の目の前には現金がある。 しかし、社長には、この現金が見え...
澤根の本棚 いつまでもデブと思うなよ 岡田 斗司夫 (著) 新潮新書 本書には、ダイエットの方法が書かれている。 しかしそれだけではない。もっと深いものがある。 著者は、ダイエットをしているときに、周りの態度が変化したことに気づく。 今まで損をしていたのだ。デブはデブの分だけ損をする。 著者はこういう。そして、世の中は、見た目主義社会なのだという。 内容よ...
澤根の本棚 知っているようで知らないこれが本当の中国33のツボ 石 平 (著) 海竜社 知らなかった中国がわかる 偽造商品に代表される中国の拝金的資本主義はなぜ生まれたのか。 著者は、天安門事件と南巡講和との関係にその秘密があると述べている。 事実かどうかは分からないが、説得力がある。 これだけでも本書を買った価値があると思う。 中国の倫理観の崩壊を感じさせる事件がいくつか紹介され...
澤根の本棚 Things Fall Apart: Intermediate John Davey著 キリスト教社会の浸透 昔昔、白人がやってくる前のアフリカのある村でのできごと 村では、決して平穏とばかりはいえないけれど、昔ながらの神様を信仰し 部族の習慣を守った生活をおくっている。 そこに白人がやってくる。まず、宣教師、それから・・・ 村にどのようにキリスト教が入ってきたか、村人たちの反応は...
澤根の本棚 Teacher Man: Level 4 Frank McCourt (著) アメリカの高校の様子がよくわかる, 著者はアメリカの高校教師を長年してきた人で、彼の教師体験談である。 最初の授業のとき、サンドイッチの包みが空を飛び、生徒と教卓の間に落ちた。 著者は、どう考え、どう行動したか。 教室は、教師にとって、たった一人で立つ戦場であると著者はいう。 さまざ...
澤根の本棚 心もからだも「冷え」が万病のもと 集英社新書 川嶋 朗 (著) 簡単に実行できる方法がいっぱい! 本書は、大まかにいって、次の三つのパートからできています ・からだが冷えているかどうかのチェック法 ・冷えるとどうなるのか ・からだをあたためるための冷え撃退法 特に優れているのが三つ目の、からだを温める方法です。 簡単に実施できるものがいっぱい書いてあり...
澤根の本棚 微笑みがえし (ノン・ポシェット) 乃南 アサ (著) 祥伝社 微笑みには微笑みか? 「微笑みがえし」という書名が深い。 仲の良い4人の女性が、それぞれ思っていることは 表面の微笑とはほど遠いものであった。 ぼくは、この本を読んで女性の内面の深さに恐ろしさを感じた。 そういったものの存在もよくわかってなかったのかもしれない。 しかし、男性はどうなのだろ...
澤根の本棚 安政五年の大脱走 五十嵐 貴久著 幻冬舎文庫 楽しめる娯楽小説 少年井(伊直弼の大老井伊直弼への変容振りが 実にリアルであるのに反し、結末が強烈に荒唐無稽である。 この対比がすばらしく、どうも深い意味を感じてしまう。 桜庭敬吾と鮫島宗十郎、犬塚外記と長野主膳 これらの対照的な人格描写も魅力的だ。 ストーリーも面白い。484ページもあるの...
澤根の本棚 日本でいちばん小さな出版社 佃 由美子著 子供のころから本を読みまくっていた著者も 自分が出版する側になるとはぜんぜん思っていなかったようだ。 目新しいことにはなんでも首をつっこんでしまうという性癖から 著者は自分の会社を出版社にしてしまう。 出版のことをぜんぜん知らないところがスタート地点だ。 そこから、トーハンなどの取次ぎと取引を始め、本を出...
澤根の本棚 斎藤一人―無から有を生み出す成功法則 実践版 尾形 幸弘著 著者は、3年前に札幌のはずれにある町の路地裏で居酒屋を出した。 その店はなんと1年半も借り手がつかなかったという因縁の物件。 開店後半年たっても思ったように売上が伸びない。 そんなある日訪れた本屋さんで、視野の中に ボコっと浮き上がっている本を見つける。 それが斉藤一人さんの本「変な人の書いた成功法則」だ...