澤根の本棚 そして中国の崩壊が始まる 井沢 元彦著 よくまとまっていると思う 。 しかも、漫画だから簡単によめる。 さらに、随所にコラム、典拠を明らかにした記事などがあり より深く読むことができる。 つまり、軽く流す、ゆっくり読むの二通りの読み方ができる。 内容では特に、靖国神社に関する記述で 日中の死者に対する考え方の違いを述べていたのだが その実例が刺...
澤根の本棚 はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術 マイケル・E. ガーバー著 「企業家」「マネジャー」「職人」 人はだれでもこの三つの人格を持っていると著者は説く 。 そして、この三つの人格のバランスが とれているときに事業は成功する。 同様のことを会社が二人のときでも 組織図がいるのだということで説明している。 この考え、つまり一人の人間でも、多数の役割を 区分して...
澤根の本棚 リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 高野 登著 クレドの秘密は浸透の仕組みにあった 常にトップクラスの評価を受けるホテル、リッツカールトンの秘密は クレドと呼ばれるカードにあると言われている。 このカードは、「クレド」、「従業員への約束」、「モットー」 「サービスの3ステップ」、「ベーシック」からなっていて これらは総称してゴールドスタンダードと呼ばれる...
澤根の本棚 リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと 林田 正光著 リッツ・カールトンといえば卓越したサービスと そのサービスを生み出すクレドが有名である。 私は、クレドが実際どのように使われているのか ということに非常に興味があった。 クレドに書かれていることは「ホテルマンとして当たり前と思うようなこと」だけだ。 また「社是社訓」の類と思えるものだ。 これは、著者が入社...
澤根の本棚 古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう 角川oneテーマ21 井沢 元彦著 古寺への愛 舌鋒鋭い「逆説の日本史」とはまったく趣の異なる書である 子供のときから古寺歩きが好きだという著者の古寺への愛情 が本書の全体の底流となっているのがわかり、心が温まるようである。 本書は仏教の基本からお寺、仏像の見方をわかりやすく暖かく教えてくれる。 本書を持って古寺をめぐ...
澤根の本棚 人の財布を心配するな 吉野真由美著 角川フォレスタ 1512円 293頁 著者は、生命保険、コンピュータの営業を経て、英語教材会社に入社、 100万円の教材を営業、3カ月でトップセールスとなり、営業管理職に昇進、 営業スキルの教育に活躍したという人。 100万円の英語教材という一見売りにくそうなものを売りまくり さらに営業育成にも成功したそ...
澤根の本棚 ラジオは脳にきく―頭脳を鍛える生活習慣術 板倉 徹著 脳神経外科の教授が、わかりやすく脳を鍛えるノウハウと その理由を解説してくれている。 便利な世の中になって頭を使わなくなったとは われわれでも感じることだけれど、実際そのとおりであると述べている。 つまり、脳は甘やかすと衰えてしまい、鍛えると成長するのだ。 テレビがなぜ良くないか、ラジオはなぜいいか、どこに...
澤根の本棚 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤 優著 著者は、2002年に鈴木宗男事件に連座して投獄された ノンキャリアの外交官です 。 この人がすごい 何がすごいって、 獄中で迷うことがある そうすると、 「自分の真の目的はなんだったのか」 と自問するんです。 そして、自分の真の目的をはっきりとつかんでから 迷っていることへの判断をする。 目的のひとつは、原...
澤根の本棚 1枚のお礼状で利益を3倍にする方法―お礼状の皮をかぶった“営業状” 朝日 心月著 単なるお礼状の本ではない。 それは著者のいうお礼状の種類を見ただけでわかる 1 メール 2 FAX 3 電話 4 ハガキ 5 封書 6 既製品のプレゼント付き 7 その人だけの手作りのプレゼント付き コスト順に並んでいるのだ。 つまり、コストと効果を考えながらお礼状を出すのだという。 まさにお礼状を利益を...
澤根の本棚 自壊する帝国 佐藤 優 著 ロシア人は酒をあびるように飲む。そして、著者もウオトカ2~3本なら平気だ。 そして、飲まないとまともな話ができない。 まともな話、ソ連が崩壊していく話、哲学の話、政治の話 哲学が、変にゆがんだ姿ではなく、そのままの姿で政治にからんでいく ウオトカにつかりながら哲学と政治の話がすすみ、 会話の形で歴史が動い...