危ない取引先があったらどうすればよいのでしょうか。 とりあえず考えられる対処法を列挙してみました。 1 債権確保 1.1相殺の準備をする 相手から商品、サービスを買う 相手企業の商品、サービスから当社で利用できるものを探し購入する。
1.2売掛金債権を他社に譲渡する 当社の仕入先に仕入れ代金として、売掛金債権を譲渡する、 なお、債権譲渡の手続きは債務者に対して 債権金額を値引きして売ることになるかもしれないが、貸倒はなくなる。 1.3売掛金決済の方法を変更する 代金決済を現金取引に切り替える 前払いに替えるなど 1.4担保、保証金を取る 個人保証を取る。役員、第三者など不動産や売掛金の調査 社長、専務、社長の身内等の個人保証をとる 1.5 回し手形 自振手形を回し手形(他社振り出し)にしてもらう 2 債権を減らす、無くする 2.1取引をやめる 値上げして相手から取引を断らせる 出荷の停止、制限 2.2 与信限度額を下方修正する 商品引き上げの準備をする。 「引き上げ同意書」など。勝手に引き上げると窃盗罪に問われる恐れあり 所有権を留保(値の張る商品の売却の場合はこの方法を採るべきです) 口約束は全て書面にする(借用書は簡単な物でもとりあえず取っておくべき) 3 債権確定 3.1債務承認書 取引先に対する債権を確認し、債務承認書を取る 3.2 手形・公正証書 支払期日を明確にし、約束手形を振り出させ支払期日を約束させるか、 公正証書で支払期日を明記させる |
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