なぜ「悪」なのでしょうか。
それには大きく分けてふたつの理由があります。
話をする目的は、話し手の情報を聞き手に伝えるものです。
うまく伝えるためには、うまく話すこと、うまく聞くことの二つのことが必要です。
ところが、話すことも難しいし、聞くことも難しい。
話が長くなると、
・ ポイントがわからなくなる
・ ポイントのない話になってしまうことがある
・ 聞く側が集中できなくなる
最近のよいビジネス書、売れている本には、章ごとのポイントや、
本全体の流れ・重点が書かれていることが多いように思います。
また、ビジネス関係に限らないのですが、すべて学術論文には要約がついています。
どんなにむずかしい話でも要約できない話、短くできない話はありません。
ポイントを決めた短い話がよい話です。
どうしても長くする必要があるときは、ときどき、ポイントに戻り、
ポイントをめだたせる工夫をしましょう。