お客様は待つのが嫌いです。
でも、お店の側では、待っていただくことでなんとかやっていけている。

待つのが嫌で、なんでもすぐもってこい、すぐやれ、というお客様はわがままなお客様だ、お客様のわがままにばかり付き合っていると会社がもうからない。こう考えているお店や、会社は多いと思います。

わがままなお客様は切り捨てて簡単なお客様だけと付き合おう、そういう決断をすることもあるようです。しかし、実は、わがままなお客様に付き合って、「お客様を待たせない」を強みと考え、成功している会社もあります。

・自転車のパンクを5分で直す「あさひ」
・立ったままで顧客対応「岩手銀行」
・10分で散髪完了「キュービーネット」
・1分でゆであがるパスタ
・客を待たせない「神奈中ハイヤー」
(以上の例は日経ベンチャ-6月号から取りました)

客を待たせないという仕組みを作るにはお金や手間がかかります。
また、負担が増えたりもします。

だから、社員の協力がないとやっていけない。
客を待たせない経営を実行するのはかなりむずかしそうです。

だからこそ、こういったことをやっている会社は、自分の強みになって、
しかもお客様へのアピールが大きいのでしょう。

待たせない経営。
例はお店のような業種だけですが、自社に置き換えて考えて見ましょう。

納期を守るというのも、お客様を待たせない経営そのままです。
お客様を待たせないことの基本は、お客様が待ちたくないから、待たせないということが強みになっているわけです。つまり、お客様が望んでいることに答えている。

待つ、待たないの他にもいろいろありそうです。

 

 

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