成功の反対は、なんでしょうか。
テレビドラマのエンゼルバンクで、そんなお話があったそうです。
成功の反対は、失敗でしょうか。
ドラマではそうは言わなかったみたいです。
「成功の反対は、何もしないこと」だそうです。
2年前にぼくがある人にこのことばを言って
その人がドラマ「エンゼルバンク」で
この発言があったことを教えてくれたのです。
自分の2年前の発言、実は、エンゼルバンクと同じ原作者
三田紀房さんが他の作品で使っていたことばです。
成功の反対は、何もしないこと、
なんて素敵なことばでしょう。
三田紀房さんには、他にもたくさん教わりました。
さて、「成功の反対は、何もしないこと」についてです。
私はこのドラマを見ていいないし、
2年前のことも覚えていないので、自分なりに解釈してお話します。
あなたは、何もしていない。
こういうとたいていの人は、怒ります。
それは、怒りますよね。
たいていの人は、何かを、それなりに
一生懸命していると思っているからです。
「成功の反対は、何もしないこと」の何もしないというのは
「新しいことを何もしない」という意味です。
仕事のことですと、日々の仕事は一生懸命している。
でも、それは以前と同じことを同じ方法でやっているのです。
もちろん、現状がうまくいっていて
その現状に満足している場合には
それでいいのでしょう。
しかし、現状に満足していなくて
将来を変えなければいけないときにも
以前と同じことを、以前と同じようにしている。
こういう状況を「何もしていない」といっているのだと思うのです。
成功の反対は、何もしないこと。
だったら、新しいことを考えて
新しいことをやっていきたいものです。