就実大学が元気です。今年は経営学部を新設し、さまざまな催し物を開催しています。そのうちのひとつとして、12月11日イオンモールで講演会が開催されました。講師の一人はビル・エモットさん、イギリスの有名なジャーナリストで日本についての本を数冊書かれています。
ビル・エモットさんは、次のようなことを話しました。
世界規模で考えて、地元で行動を起こしなさい。明治維新はこれだった。世界中から情報を集めて、日本で適用した。だからうまくいった。あの時、岩倉使節団は2年近くアメリカ、ヨーロッパを回り情報を収集したのだ。同じようなことが、今は、秒単位でできる。今は、世界規模で考えて、地元に適用するということは、歴史上最も簡単である、と。
これは、私たちの事業にはあまり関係ないように思えるかもしれませんが、実は大いに関係があります。私たちは、2年かけて、世界を回り、各地の経営事情や、経営に資する情報を集めることはできません。ネットを使えば簡単にできます。たとえば、あなたが塾を経営しているとします。チラシを配って塾生を確保したい。こんなとき、簡単に大量のチラシを集めて研究することができます。一瞬です。ネットで、「塾 募集」でimage(google) あるいは画像(Yahoo)検索すると、チラシの見本がいっぱい出てきます。「自転車 チラシ」でもいっぱい自転車のチラシが出てきます。
昔は、苦労して見本を集めたこともあったでしょうが、今ではいとも簡単にできるのです。似たようなことはいっぱいあると思います。何かをするときは、まずネットで情報を集めることができないかを考えてみましょう。