仕事を進めていく上で大切なことを決める。それを実行する。
そして、うまくいったかどうか、決めたことが正解だったかどうかチェックする。
決めた内容が良くなかったのなら、ほかに大切なことをさがす。
決めた内容はよかったのだが、実行方法が悪かったのなら、実行方法を変える。
このように、大切なことを決める、実行する、チェックする
これが会社をよくしていくうえでの基本だと思います。
重要なことは基本にあります。
考えてみればあたりまえのことですが、でも、なかなか
こういったことを実行するのはむずかしい。
何がむずかしいかというと、全部がむずかしいのですね。
決めること、決めたことを実行すること、
そしてそれをチェックすることもむずかしい。
しかし、景気は当分よくなりそうにはない。
よくなったとしても、昔のような景気のよさは戻ってきそうにない。
だから、とりあえず、何かしなければいけない。
そのときに危険なことは、たとえば、来月になると新商品が入ってくるから
とか、二ヵ月後には営業の達人が入社するから、とか、
来年になると停年退職で3人辞めるから楽になるとか、
そういった将来よくなりそうな要因があるときに、それを待ってしまうのです。
つい、待ってしまう。
それで、待っている間何もしない。
そして、待っていたものは来なかったりする。
待たずに、基本をする。
むずかしくても、まず大切なことが何か考えて
何を実行したらよいかを決める。
この第一の関門を突破しましょう。