正垣泰彦著 日経BP 1470円 202頁

サイゼリヤは、レストランですが、他の業種でも応用できることがいっぱい書いてあります。

面白そうなところを抜書きしますので、自分のところでどう変えたら使えるのか考えながら読んでみてください。

 

・無駄をなくすのに一番効果があるのは、何かを改善しようとするのではなく、今までやっていたことをやめることだ。

コメント:やっていたことをやめるというのは、なかなかむずかしいことです。

まず、やめることを見つけなければいけないのですが、慣れてしまっているので見つけるのがむずかしい。

やめることを探すのだという気持ちをはっきりと持って取り掛からなければいけませんし、その考えを持ち続けなければ見つかりません。

 

・開店前準備作業60分から30分に:掃除機をかけてからモップで拭いていた。

掃除機の機能を分析し、モップがけをしてから、必要な部分だけを掃除機かけすることにしたら、60分かかっていたのが30分ですむようになった。

 

コメント:30分作業が減っただけでたいしたことはないと思いますか?30分は、1時間の50%、8時間の6.25%です。

コストというのは、そのほとんどが時間でできていますから、30分というのは貴重です。

コスト削減は、時間のことです。

 

・コスト削減の極意

1.不良品をなくす

2-1.作業の単純化

2-2.便利道具の開発

2-3.スタッフの多能工化

 

コメント:不良品は、出るだけで大きな損失です。それにかかった材料費、人件費が無駄になってしまう上に、処理費までかかってしまうことがあります。さらに、その不良品が会社の外に出てしまったらもっと大変です。クレームが来る、クレーム対処によっては信頼が大幅になくなってしまう、引き取りにいかなければいけないから、時間がかかり、人件費がかかる。

 

ところで、あなたの会社にとっての不良品とはなんでしょうか?

・現在飲食店は完全にオーバーストアの状態にある。世の中が豊かになっていく中で飲食店は増えすぎた。

選択肢が増えれば、当然、消費者は用途別に飲食店を選ぶ。

 

コメント:お客様はなぜ、うちにくるのか、なぜうちの商品を選ぶのか。お客様に伝えなければいけません。お客様には、なかなか伝わりません。お客様はなぜうちにくるのか、はっきりした理由を説明できないこともあるでしょうが、そういうときは小さな理由を見つけてそれを大きくする方法を考えましょう。

 

・スタッフの心を1つにして、共通の目標に向かって、改善を進めたいなら、やるべきなのは「言葉」の定義の統一だ。たとえば「テーブルをきれいに拭く」という言葉は、「布巾をテーブル上で左右に4回往復させること」と決めてしまうこと。そうすればコミュニケーションはずいぶん楽になる。

 

コメント:同じ作業や、同じ仕事を別々のことばで表現するのに平気な会社が多いですが、会社の方向性の統一はことばから始まると考えた方がいいでしょう。でも、まずその前に仕事やファイルに名前をつけましょう。