石 平 (著)
海竜社
知らなかった中国がわかる

偽造商品に代表される中国の拝金的資本主義はなぜ生まれたのか。

著者は、天安門事件と南巡講和との関係にその秘密があると述べている。

事実かどうかは分からないが、説得力がある。

これだけでも本書を買った価値があると思う。
中国の倫理観の崩壊を感じさせる事件がいくつか紹介されているが
年月日と情報源が明示されていて、信頼性が高い。

また、その事件の内容には驚かされる。
溺れている人を見ながら救助代金の交渉をする筏の持ち主
早くやれと飛び込み自殺志願者をせかす群衆など。

靖国参拝問題も外交問題としてとらえていて、これも読みごたえがある。

中国についての知識を身につけたい方は必読だと思う。