乃南 アサ (著) 祥伝社

 

微笑みには微笑みか?

「微笑みがえし」という書名が深い。

仲の良い4人の女性が、それぞれ思っていることは
表面の微笑とはほど遠いものであった。

ぼくは、この本を読んで女性の内面の深さに恐ろしさを感じた。
そういったものの存在もよくわかってなかったのかもしれない。

しかし、男性はどうなのだろうか。
ぼくは、そのような経験がない。
しかし、本書に登場する女性たちも、他人の微笑みの裏に
何があるのかは深く考えようとしない。

結局、人が本当に何を考えているのかは、わからない。
男性であれ女性であれ、同じだ。

表面と行動から内面を推理するしかないのだ。
そして、完璧な推理は不可能だ。

だとしたら、微笑には微笑みを返したほうがよいのだろうか

面白く読める小説であるが、同時に深く考えさせられる本である。

特に男性におすすめかもしれない。
きっと、びっくりする。

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