池谷祐二著 祥伝社 4396681135

脳のことは知りたい。覚えて日常会話に使いたい。
そう思って何年たつだろう。何冊本を読んだろう。
でも、池谷さんの本はいい。理解できるし使える。
そう思う。そして、元気になる。

たとえば、ど忘れは歳のせいではない
物忘れが増えたように感じるのは
「歳をとると記憶力が低下する」という通俗的な
思い込みがあるせいだなんてのは、とてもうれしい

海馬は、記憶を作る場所。ためる場所ではない。
学習で海馬の能力は高まる。
海馬をつよくすると、ストレスにも強くなる。

ストレスと記憶:ストレスは脳に有害。
ストレスが感じるとコルチコステロンというホルモンがでる。
これは脳に必要だが出すぎると記憶力が落ちたり脳に好ましくない。
ストレスを軽くするためには、記憶力を強くする。
記憶力が強ければ環境にすばやくなれる。

記憶力が強ければストレスが減り
ストレスが減れば記憶力が高まるのだ

脳は思い込みが強い
味見の実験:味見させる前に「ちょっと不快な味」
と伝えておくと相当深いな味でも、ちょっと不快としか感じない。
人は先入観に踊らされる。

思い込みが強いのは生きるため
たとえば、目の前にあるものを、これはコップだろうか
紙だろうか鉛筆だろうかといちいち疑っていたら、水も飲めない。
それよりも一瞬で判断して、それ以上は深く考えないほうがいい

恐怖や深いな情報は増強されやすい:生命維持のために、より重要。

外発的動機:モチベーションを高めるためのごほうび。
目標を高く設定して、ごほうびまでの距離を長くすると成功しない。
小さな目標、達成可能な目標を随時掲げる

作業興奮:やる気がなくてもまず始める。
年賀状を書く気になれなくても、まずは机に座って書き始める。
そうすることで脳が次第に活性化し、やる気が出てくる。

報酬系:何かを達成したときのうれしさ、達成感。
心地よさを感じる脳部位「報酬系」に働きかければ、なんでも動機付けになる

ドーパミン:快楽を生み出す神経伝達物質、腹側被蓋野を刺激すると
ドーパミンがたくさんでる。

ネズミの腹側被蓋野に電極をさして、自由にスイッチをおさせると
飲まず食わずで押し続ける。盲目性が生まれる。

そうなると苦労が苦労でなくなる

あなたはいつでもストレスから逃げられる
:ストレスを解消する方法をもっていると思うこと。
実際に解消できるかどうかではない。思うことが大事。
逃げ場があることで、ストレスは解消する。

ど忘れは歳のせいではない:物忘れが増えたように感じるのは
「歳をとると記憶力が低下する」という通俗的な思い込みがあるせいだ。
記憶量が増えて検索に時間がかかるのだ