半藤一利著 平凡社ライブラリー 9784582766721

昭和って長い。戦後だけでもとっても長い。
いろいろなことがあった。
そして、自分はしらないことがあまりにも多い。
本書は再読の必要ありだ。

天皇の戦争責任問題、東京裁判の問題
戦争放棄、再軍備、経済政策、いっぱいだ。

1945年8月30日 日米会話手帳 誠文堂新光社 出版 3ヶ月で400万部

天皇の戦争責任について
マッカーサーの記録だと、「戦争責任は、私にある」
と天皇がいったことになっている

これは、著者によるととんでもない話で
こんなことをいう敗戦国の元首というのはいない。
命乞いをするか亡命するかだということだ。

日本側の記録だと、天皇はそんなことをいっていない。
著者によると、当時の関係者が天皇に戦争責任をとわれ
東京裁判にかけられることを恐れたから書かなかった
あるいは抹消したのだという。

世間では言った言わないで論が分かれているが
著者は、言ったと思っている。

1945/8/20 新宿東口に闇市誕生

10/28 東京高校ドイツ語教師、亀尾英四郎
国策を守るといい栄養失調による心臓マヒで死亡

1947/10/11 山口良忠東京地裁判事 餓死

天皇の人間宣言は、連合国の戦争責任追及をかわす手段だった

憲法の戦争放棄
幣原喜重郎がいいだした、あるいはマッカーサーがいいだした
どちらかはっきりしないがどうも幣原が言ったようだ

1947/1/15 日本発のヌードショー

1947/12/31 東京裁判で東条英機大問題を起こす
「日本国の臣民が、陛下のご意思に反してかれこれするということは
あり得ぬことであります。いわんや、日本の高官においてをや」
この発言に裁判長もキーナン検事もびっくり。

本人は自分の発言の重さがまったく理解できず
前言撤回するところまでもっていくのに周囲が苦労する。

日本人が戦争責任を追及する裁判をしたら
絞首刑の人がもっと多くでたんじゃないかと思う。

日本人独自で戦犯裁判をやろうという動きはあり
勅令によって行う計画を立てたが、
「昨日までの臣下の者を今日は裁くということはできない」
という天皇のことばでぽしゃってしまった。

講和後の日本再軍備で、ダレスが吉田茂首相あいてに交渉した
吉田「日本は再軍備などできましぇん!」
「たとえ、非武装でも世界世論の力で日本の安全は
保障されると思うのであります」

ダレスのつぶやき「不思議の国のアリスに会ったような気がする」

鳩山一郎内閣:憲法改正、再軍備、対共産圏外交
岸信介:鳩山一郎以上の再軍備、憲法改正論者
安保条約改定、その準備として、反政府運動を徹底的に押さえ込む。そのために勤務評定問題と警察官職務執行法=。警職法

池田内閣 所得倍増計画