セス・ゴーディン著 マガジンハウス 9784838717934

うすっぺらな本だけど、しっかりと頭にはいってくる。
運命の谷と行き止まりということばも強烈だ。
運命の谷は乗り越えるべきものだ。
行き止まりに出会ったらすぐ、やめるのだ。
それが成功の秘訣だという。

運命の谷か、行き止まりか、区別するのは簡単だ。
行き止まりでは、頑張って、頑張って、頑張りぬいても
まったくのれんに腕押しの状態だ。

たいていの人は、粘らなくてはいけないという。
途中でやめさえしなければ必ず成功するともいう。そうだろうか。

優れた企業は、いつどうやって引くか?
の戦略を立てている。受身で仕方なく引いたり、後退続きは破滅のもと。

成功するためには、運命の谷を這い上がり
行き止まりにぶつかったら、すぐ引き返すのだ。

運命の谷は、企業や個人がもっとも
あきらめそうなところに存在している。

谷に出会うだろうと予測するだけで有利になる。
・モノづくりの谷
・セールスの谷
・スキルアップの谷
・リスクの谷:資金繰りが苦しいときでもリスクをとって投資しなければならない
・人間関係の谷
・発送の谷
・エゴの谷:何もかも自分で決める自由を捨てなければならない
・流通の谷:大きな流通はハードルが高い

しかし、途中でやめてばかりいるのは
ムダに行列を並びかえるのと同じ

やめるタイミングのはかりかた
・時間切れ
・資金切れ
・おじけづく
・本気ではなかった
・興味や熱意が冷め、ほどほどでいいとわりきる
・長い目で考えずに、目先のことばかりに木を取られる
・間違った分野であったと気づく

やめようかどうしようかと考えているとき
それだけで前進だ。

そういうときは、三つの問を自分に投げかけてみよう
・パニックに陥ってないか?:パニックでやめてはいけない
・誰に働きかけようとしているのか:働きかけている相手は適切か?
・やめなかったしたら、目に見える進歩があるだろうか?”