西田文郎著 現代書林 9784774511986


不幸にしてこのこの「かも」をぼくは知らなかった。
ひとの心にすむ二羽のかも、「できないかも」と「できるかも」。

「こうしたらできるかも」で
検証を積み重ねわくわくをそだて実行力をそだてる。

単純簡単なことばだけど、使えることばだ。
「できる」といいきれば理性が否定してしまい
行動にむすびつかにことでも「できるかも」
ということで理性の抵抗がすくないというのも、なるほどとうなづける。

人の心には二羽のかもが棲んでいるのだそうだ。
否定的なかもと肯定的なかもだ。

否定的なかもはこういう
「もしかしたら、できないかも」
肯定的なかもはおなじことで、こういう
「もしかしたら、できるかも」

不吉なかもは、どんどん凶暴化する
悪いかもがとぶと脳は努力を放棄するからだ

良いかも、肯定的なかもが飛ぶと、脳はプラスの実現能力が高まる。

「できないかも」はマイナスの実現能力がたかまり
「できるかも」はプラスの実現能力が高まるのだ

「こうするほうがいいかも」
「ここを変えればもっとうまくいくかも」
とよいかもを積み重ねていくと、自信や確信がうまれる。

「わたしは大成功する」
といいきれば理性が、そりゃ無理だといいそうだ、しかし、

「わたしは大成功するかも」
といえば、理性も否定しきれない。そして、わくわくしてくる
人を行動的にするのはこのわくわくだ。

マイナス思考は、そのままほおっておく。

失敗したときには、原因の追究をするのではなく
どうしたらうまくいくかを考える。