ブライアン・トレーシー著 東洋経済新報社 1680円236頁


本書では、強い企業で採用されてきたさまざまな手法を紹介しています。 その中からいくつかご紹介します。
本書の第1章は「今いるところから始める」です。 ここでは現状認識がたいせつだといっています。
現状を誠実にありのままに把握するために7つの問いが用意されています。

1.会社で今、絶好調なのは何か?あなたを最も幸福にしているのは?

 

2.会社で今、うまくいっていないのは何か? イライラと欲求不満を引き起こす原因となっているのは?

3.いちばん大切な製品、市場はどれか?利益の最大の柱となっているのは?

4.いちばん大切な人材はだれか?利益の大部分を稼ぎ出しているのは?

5.あなたならではの才能、スキルは何か?あなたの成功に最も貢献してくれているのは?

6.市場で今生じている主要な変化とは何か?それに対応するため、どんな手を打つべきか?

7.人材、顧客、市場、製品、サービス、そして自分自身に関して、 あなたの前提のかなめになっているの

は? もしそれがまちがっていたら?そのときどうする?

以上の問いに答えることで現状を把握して対策をとるわけです。

たとえば、1のうまくいっているところは伸ばす、 2のそうではないところは廃止する、などです。


第4章では「何が望みかはっきりさせる」ということでGOSPAを紹介しています。

 

GOSPA

・G(goalゴール):最終的に成し遂げたい結果はなにか?最終目標。

・O(objective目標):ゴールを達成するまでの道しるべとなるいくつかの中間目標

・S(strategy戦略):中間目標を達成するための戦略

・P(plan計画):戦略達成のための細かい具体的な計画

・A(action行動):プランを実行すること。
ゴスパ、ようするに大きな目標をたて、それを日常レベルの行動に落とし込めということです。