臼井由妃著 かんき出版 1470円 222頁


・長く熱心に話すほど人に伝わらない

人は、基本的に人の話を聞くのが苦手だ。
よほど興味がある話か、関心があるテーマならいざ知らず、他の話はうわのそらで聞いているものだ。まして関心がない話は早く終わってほしいと思っている。
だから、

熱心に、詳しく話すほど、相手には伝わらない
ポイントだけに絞って話すと、相手に伝わる

短く話し、さらに結論、結果を先に話す。

(澤根のコメント:話が長くなってしまうのは、話のポイントを決めないで話し始めることが原因であることが多いと思います。話のポイントだけをまず明らかにして、それについての説明をする。ポイントがはっきりしないから、いつまでも話したりないような気がして延々と話を続けてしまうのです。そして話す時間は3分以内をメドにすればいいと思います。会議などでは、タイマーの使用をまじめに考えても良いと思います。また、あらかじめ紙にメモを書いてそれを読むというのも良いかもしれません。こうすると不思議なくらい発言の時間は短くなります。会議での長い話は、内容が伝わらないということに加えて、消費される時間が問題になりますから非常に重要な問題です。(出席者の人数)×(時間)が会議に費やされるわけですから)

・15分以上考えるのは時間の無駄

物事を集中して考えられるのは15分くらいだし、
それを超えるとストレスも増える。
だから考えるのは15分以内にする。
そのための方法がある。
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンの二つを使うのだ。

クローズドクエスチョンは、YesかNoかで答えられる質問だ。
「あなたは、これをしたいですか?」

迷っていて、この質問に即座に答えられないのなら、するべきではありません。

オープンクエスチョンが次に来る。

「この企画のターゲットは?コンセプトは?」

「広告はどのようにして行いますか?」

この問いに対する答えを15分をめどに考える。
もちろん資料集めの時間は別だ。

決断を15分でする習慣を身に着けましょう。