オーケーという食品スーパーがあります。
1958年創業で、業界最古参のひとつです。

東京、神奈川などに48店舗を展開していますが
業績を伸ばし始めたのはここ10年ほどのことです。

既存店売上を年に10%近く伸ばし続けているのです。

以下、記事を紹介します。

社長は飯田勧(79歳)、現役の社長。
60歳ころまでは、しばらく本業から心が離れていた。

ある日、海外から戻った飯田は
久しぶりにオーケーの売り場を歩き愕然とした。

売り場を見渡しても、つい手が伸びるようないい商品がない。
これをきっかけにオーケー改造計画が始まった。
ひとつは、エブリデイ・ロープライス。

「昨日買った商品が今日特売されていたらがっかりしちゃうでしょ。
だから特売はやめた。こちらも特売の波がなければ
売上の波が少なくなって予測がしやすくなる。結果、在庫のロスも減る」

店頭に、オネスト(正直)カードというのがある。
「南アフリカ産グレープフルーツについて:ご好評いただいた
フロリダ産が終了いたしました。南アフリカ産が例年に比べ
糖度・酸度のバランスが良く取り扱うことに致しました。
フロリダ産を100 点の食味としますと70点くらいです。
蜂蜜等をかけてお召し上がりください。」

以上記事からの紹介です。私が感銘を受けたのは社長の年齢です。
現在79歳。新たに活動を開始したのが60歳。

業績を伸ばし始めたのはここ10年くらい。
ということですが、60歳で奮起してから
9年くらいは目が出なかったわけですね。

奮起した年齢もすごいですが、その後の継続もすばらしいと思いました。

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