選択肢ではないことに気がつかないままに行動してしまうことがある。そのたびに痛い思いをする。

昨日、閉店時刻直前の本屋に入った。そのような時刻には普通、入らないのだが、どうしても、その日のうちに見ておきたいものがあったのだ。とても、前向きな姿勢である。ま、その日に見なくても、なんら問題は発生しないのだが。

エスカレーターを駆け下りて、さあ、探すぞと左にまがったら、どーんと大きな音がして、耳たぶがその音に共鳴した。額に頭痛が走った。全身がくらくらした。

ガラスの壁にぶつかったのだ。通路ではなく、ガラスの透明な壁を進むべき選択肢として選んでしまったのだ。

痛かった。

しかも、左額に、強烈にあたってしまった。姿勢がなにしろ前向きだったのだ。

選択するときの問題の第一は、それが選択肢として本当に存在するのかどうか確認することである。澤根哲郎

でも、意識していないときにはどうするのだろう。