イノベーションと聞くと、いかにも大企業というか、あまりにもスマートすぎて縁がないように感じます。しかし、イノベーションには二通りあるのだそうです。画期的なイノベーションと、漸進的なイノベーションです。画期的なものは、世の中を変えてしまうようなものですから、中小企業にはあまり縁がないでしょう。しかし、漸進的なイノベーションというのは、尺取虫のように、カタツムリのように少しずつ前進するもの、ちょっとずつの変化です。この小さな進歩をマイクロ・イノベーションと呼ぶようです。

マイクロ・イノベーション、業務の中で探してみましょう。

チラシの色を変える。配布する地域を変える。内容を変える。電話帳広告に社長の顔写真を載せる。ハローワークに出している内容を大幅に変える。ホームページを変える。

しかし、小さなことでも変えることは、難しいものです。ですから、変えることに慣れていない人は、変化に慣れることから始めてもいいかもしれません。

お箸を左手でもつ。ドアを開けるときは左手で取っ手を持つ。靴下を立ったまま履く。いつもと違う道を通って会社に行く。新聞を読む順序を変える。

などなど。もっと仕事に近いところを考えてみますと、同業者のホームページを見る。チラシをとっておく。自分の取り扱っている商品をネットで検索してみる。営業に関する本を読んでみる。

今の状況を変える必要があるのでしたら、変えなければいけませんが、変えることができるのは、世の中ではなくて、まず自分です。変えられることを探して、変えましょう。